|
 |
池っち店長のディメンション・ゼロ日本選手権・メタゲーム報告 |
 |
ついに、ディメンション・ゼロ日本選手権、予選が開始されました!
あちこちのお店から「流行っているデッキタイプ」を伺ってみたのですが、まさにカオス。
青単色が流行っている店があるかと思えば、グラシアだらけという店も。
しかし大体の店では、
「特に流行っているデッキと言うものは無く、本当に皆、色んなデッキで楽しんでいる。」
という事で、D-0というゲームの自由度を、プレイヤーの皆さんがさらに広げている状況が伺えます。
さて、とは言え、野試合ではともかく、グランプリや日本選手権といった大掛かりな大会では、必ず“メタゲーム”が発生します。
いわゆる、「全体としてのデッキ傾向」ですね。
逆に言うと、これが発生しないと競技としては物足りません。どうしても「デッキ相性」という物はあるのですから、
「ある程度、メタゲームを読んで、デッキ相性という不確定要素をコントロールする。」
のも、競技の醍醐味です。
さて、そんな、
「D-0のメタゲームを占う」
のは、各地で開催されるオープングランプリの結果と、大人数の集まる有名なカードショップ予選での結果。
東京では、グランプリが始まるたびに、真っ先に注目されるお店があります。
カードショップ・オーガ・池袋店!!
多くのTCGプレイヤーの集まる池袋の中心地にありながら、デュエルスペースの席数100席を超える、東京でも最大規模のカードショップです。
D-0発売時から力を入れていたこのお店では、多くのD-0プレイヤーが集います。
むろん、グランプリ常連のトッププレイヤーの姿もちらほら。
ですから、ここでの店舗予選は、プレイヤーの質、数共に、特別です。まさに大会の流れを占うにうってつけの環境と言えるでしょう。
その、オーガ池袋店様で、先日9月2日、ディメンション・ゼロ日本選手権の予選が開催されました。
上位2つのデッキをご紹介したいと思います。
| |
1位・青白赤タッチ黒流氷デッキ
| カード名 |
枚数 |
| ステルス・スナイパー |
3 |
| カオスヘッド・ドラゴン |
1 |
| 幻影王ルドルフ |
2 |
| 粉雪の魔氷パウダースノー |
3 |
| センチネル・センチピード |
1 |
| ギガント・エイリアン |
3 |
| エメラルド・ティアー |
2 |
| 犬闘士チワワ |
3 |
| 花束を捧げる乙女 |
1 |
| 犬闘士ケルベロス |
3 |
|
| 流氷の大陸 |
3 |
|
|
| メガトン・パンチ |
2 |
| 絨毯爆撃 |
3 |
| 火事場泥棒 |
2 |
| バードマン・ソウル |
3 |
| 欲望の連鎖 |
3 |
| 神々の雷 |
2 |
|
グランプリ5で結果を出し、グランプリ6環境ではシーズン制限となっていたパワーカードが帰ってきました。
【流氷の大陸】を張ってからの、大型ユニットのリリースイン展開で場を制圧する、お馴染み“流氷デッキ”。
当然のように、メタゲームの中心として大活躍しています。
オーガ池袋店で優勝したこのデッキは、流氷デッキの中でも、いわばハイブリッドとも言うべき物。
たったの2枚ですが黒が入り、なんと4色での構成となっています。
【流氷】を張れば、あらゆるユニットを無色でプレイできる為、色の縛りの大きな【カオスヘッド】も、そもそも色の足りない【幻影王ルドルフ】も、問題なく場に出すことが出来ます。
後半、【流氷】でリリースインさせた【ルドルフ】をフリーズして、墓地にある【カオスヘッド】を場に出したりさせ始めると、手に負えません。
同じくシーズン制限を解かれた【ケルベロス】により、スマッシュ回復できるのも強み。とにかく、【流氷】が出て9エネルギーも溜まると、即座に場を制圧してしまいます。(スマッシュを受けるとあっという間。)
ちょっと、一部のカードを抜粋して解説させていただきます。
粉雪の魔氷パウダースノー
速攻デッキに対する投げ付け要員・・・・と言うよりは、使ってみるとわかりますがドローアドバンテージカードとして優秀です。
プランから出れば、とりあえずプレイして、エンド時に手札に加える。これで1枚手札が増えて、エネルギーゾーンに置くカードの選択肢が増えます。
握っておくと最後の詰め合いで、ラスト1スマッシュを叩き込んでくれる事もしばしばです。
欲望の連鎖
【サイバーチェイス】との選択で悩むカードですが、こちらは“プランジャー”を墓地に落とし、デッキ切れをさせ難くする「長期戦も視野に入れた選択」といえます。
神々の雷
今環境で突然多くのプレイヤーがデッキに投入し始めたカード。
何が何でも【流氷】を破壊しなければならないため、白が入るなら・・いや、そのためにわざわざ白を入れてでも、ベース破壊は必須です。
【ソーラービーム・サテライト】とは、デッキタイプによって違います。両者の利点、難点を挙げておきましょう。
【神々の雷】
利点
【1】バトルタイミングなので、どこかでユニットのバトルを起こしてバトル中に使えばスタックされにくい。
【2】色拘束が小さい為、多色デッキで使える。
欠点
【1】必要なときに使う為、手札に握っておく必要がある。よってドローサポートの多いデッキでなければ投入し難い。
また、手札破壊に弱いため、“犬”による【失恋】封じが必要となる。(それでも【スパイクガールズ】は防げないが・・・)
【2】相手の“犬”によって封じられる。
【ソーラービームサテライト】
利点
【1】軽コストのベースなので、プランから出た場合「とりあえず置いて」置ける。デッキのプラン成功率も高まる。
【2】べースがある事によって強化されるユニットとのシナジーが使える。
欠点
【1】色拘束が大きい。白中心のデッキでなければ使えない。
【2】自軍ベースゾーンを一箇所だが埋めてしまう。
優勝者のデッキでは、やはり【神々の雷】がベストであったことは言うまでもありません。
火事場泥棒
帰ってきたデッキ・タイプは【流氷】だけではありません。
【陽気な幽霊屋敷】デッキ。
この、墓地再利用が超強烈なベースカードが、今回、流氷ほどには活躍できていない理由は・・・いうまでも無くこれ。【火事場泥棒】。
オフィシャルホームページで先行公開された途端に、多くのプレイヤーがぶっ飛んだ、最強の墓地除外カード。やはり超!強力なカードでした。
もはや赤が入っていれば、確実に2枚は入っていると考えるべきカード。墓地利用デッキは常にこの【火事場泥棒】を警戒しながらプレイする必要があります。
・・・・警戒したからと言って、どうしようもない事がほとんどなのですが。(笑)
絨毯爆撃
何と3枚装備!かなりの同系・・・いや、大型対策です。
もしかすると、「台風の目ともなりえる」ターボ・コスモクエイクデッキを警戒しての3枚投入だったのでしょうか?
しかし、優勝している以上やはり正しい選択だったのでしょう。
きっと多くの大型ユニットを美味しく屠って来たのだと思います。副次効果のエネルギー加速も、相当大きなアドバンテージですからね。
通常、このデッキタイプは、もう少しプランジャーユニットを増やし(【センチピード】3枚投入等)、速攻対策を取るものなのですが、この優勝デッキは大胆にもその点を切り捨て、むしろ同系対策としての【神々の雷】を優先したのが勝利に繋がったようです。
多くのプレイヤーが、対・速攻デッキカードとして使用している【レディ・ララバイ】により、速攻系デッキは窮地に立たされています。
この大会でも、上位に到達できた速攻系デッキはごく少数でした。そこを予期しての、見事なメタの絞込みであったと言えるでしょう。
| |
2位・黒白幽霊屋敷デッキ
| カード名 |
枚数 |
| 魔少年ダミアン |
2 |
| レディ・ララバイ |
2 |
| イビルアイ・ドライバー |
3 |
| ナイトベア |
2 |
| 花束を捧げる乙女 |
1 |
| 犬闘士テリア |
3 |
| 犬闘士チワワ |
2 |
| 犬闘士フェンリル |
1 |
| 犬闘士ケルベロス |
3 |
|
| 陽気な森 |
3 |
| 陽気な墓場 |
3 |
| 陽気な幽霊屋敷 |
3 |
|
|
| 失恋の痛み |
3 |
| 絶望の連鎖 |
3 |
| 神々の雷 |
3 |
| サイレント・ナイト |
3 |
|
ご存知、キーカードはこれ。
陽気な幽霊屋敷
色:黒 種別:ベース タイミング:クイック
使用コスト:黒1無1
効果:
このカードと同じラインで中央ラインのスクエアにあるすべてのあなたのユニットのパワーを+1000する。
[あなたのベーススペースのスクエアにあるこのカードと「陽気な森」と「陽気な墓場」を廃棄する] 《クイック》 あなたは自分の墓地にあるユニットを2枚まで選び、持ち主の手札に加える。ターン終了時まで、バトルスペースのスクエアにあるすべての相手のユニットのパワーを-5000する。
幽霊屋敷デッキ、と言えば、【悪運時計ハードラック】を使った、いわゆる“猫屋敷”が有名ですが、このデッキは白黒のグッドスタッフ。
相手の行動を阻害しつつ、墓地を利用しまくる。非常に納得のいく構成となっています。
各カードごとに見て行きましょう。
魔少年ダミアン
ベースの上にいるとパワー5000。
すなわち、プランジャーユニットによる中央投下ダメージだけでは破壊されません。
よってここは、【ミュラー】ではなく【ダミアン】である方が、ビートダウンも掛けやすくなります。
ナイトベア
最近、トーナメントプレイヤー達の間で評価が高まってきたカードです。
通常、プランから出た時は使いにくい(それでも充分強いのですが)ので、ドローサポートのあるデッキで使いたいカードなのですが、このデッキでは逆転の発想。
プランに出たら、墓地に落としておいて、【ダミアン】や【屋敷】の能力で手札に回収しておきます。
レディ・ララバイ
速攻対策。
地雷、アメーバデッキ(【バブルドラゴン】のゼロコスト機動技のおかげで、またまたパワーアップしています)を封殺するカードとしても使えます。
中央投下で実質4コスト7000ダメージ。
【ダミアン】で回収できるのも言うまでもありません。
絶望の連鎖
今のメタゲームに最もマッチした除去カード。【フェンリル】で封殺されず、【グラシア】を破壊し、ドローアドバンテージを稼いでくれます。
陽気な墓場、陽気な森
+1000の常駐能力のほかに、バトルタイミングでのパワー+3000ももちろん強力。
最後のユニットの押し込みに役立ちます。
犬闘士テリア
エネルギーゾーンを利用する【スターフルーツ】【ゴッドファーザー】等を封じ、中央投下での2コスト4000ユニットとしても活躍。
【キラー】の代わりともいえます。
勝ちパターンとしては、
【1】プランをめくり、ベースを並べつつ、墓地のユニットを増やしていく。
【2】ベースが揃ったら、ユニットを展開して攻撃。相手を「つつく」。
【3】相手の反撃に対し、一端、合体ベースを破棄して相手を除外。同時にユニットを回収する。
【4】【サイレント・ナイト】でベースを再び合体させ、今度は本気でビートダウン。
と言うもの。
凌がれたら、再びベースを破棄して【サイレント・ナイト】です。
相手が疲弊し尽くすまで繰り返される波状攻撃。それがこのデッキの醍醐味です。
とは言え、やはり【火事場泥棒】が恐いのも事実。
相手にとってベストなタイミングは、おそらく【サイレント・ナイト】を使用する瞬間。
墓地が瞬時に焼き尽くされ、何も出てこなくなります。
致命的な枚数を除外されないよう、こまめに回収していくのが正解なのか・・対、火事場泥棒のプレイング・テクニックが要求されます。
さて、三位のデッキは、メタゲーム上の“流氷”“除去”“速攻”“墓地利用”をメタった3色のハイブリッドなグラシアデッキでした。
そちらの記事は、僕のブログと重複するのでここでは飛ばしましょう。
記録は3位ですが、1位、2位のデッキに負けず劣らずよく出来たデッキです。
今後こうした様々な“グラシアデッキ”がメタの中心になりそうですから、要チェックです。
(こちらに載っています。池っち店長ブログ)
また、カードショップオーガ様のブログでも、D-0の最新デッキが公開されています。こちらもぜひご覧下さい。
(店長日記@じゅげむ)
日本選手権予選は始まったばかり。まだまだ、新兵器のようなデッキが色々と出てくる事でしょう!
皆様も、あまり使った事の無いカードをもう一度よ〜く見渡してみてはいかが?(僕なんか先日、突然【サザンニードル】に目覚めてしまいました。)
それでは、今回はここまで。
メール送り先
カードキングダム徳島
文責:カードキングダム |
 |
| Dimension-Zero Official Home Page © BROCCOLI |
|