第2回 Lumierのグランプリ-8-レポート
ユーザー記者 Lumier


※注 棋譜に関して

1.略号一覧

P=プラン
Z=ゾーン
エネ=エネルギー
P作成=プランゾーン作成
P更新=プランゾーン更新

なお、P作成、P更新により表向きになったカードに関しては、「P作成→○○」のように表記する。

2.スクエアの表記に関して

 後攻
1 2 3
4 5 6
7 8 9
  先攻

ベースのプレイ位置は、バトルスペースのスクエアの表記を用いて記す。
例:「1−4−7のラインに【呪われた館】プレイ」

3.一度出たカード名に対しては、適宜略称ないし通称を用いる。なお、概要においては、初出のカードでも略称・通称を用いる。もし正式名称が分からない場合は、棋譜を参照していただきたい。
4.メモがとれていず、実際の状況が分らなかった部分に関しては、(メモ紛失)と表記する。
5.「放棄」は、原則アクティブプレイヤーのもののみを書く。ただし、スタックが多く積まれて、書くと逆に分かりづらくなると判断される場合には、省略する。
6.主語のない行動はアクティブプレイヤーのもの。また、行動者が変わる場合には主語を明示する。
7.呼声ユニットをコストとしてフリーズしても、その旨は明記しない。
8.何かのスタックが解決される前に行われる行動の表現には、「スタックして」という言葉を用いる。
9.時には正式でない用語や、説明のない略号を使うこともあるが、意味は雰囲気により察して頂きたい。
10.手札からカードをプレイする場合、特にその旨は表記しない。単に「プレイ」とのみ記す。
11.以上は原則であり、場所によってはこれらに逸するものがあることをご容赦頂きたい。


準決勝 三輪敏春プロ(本戦通過2位)vs寺田拓朗プロ(本戦通過6位)

カメラでモニターされている卓は、恐らく多くの方がご覧になっているので、詳細なレポートを書くなら、モニターされていない方だと判断した。そこで、こちらの卓を観戦することとした。

1本目 先攻:三輪プロ(赤単ウィニー) 後攻:寺田プロ(黒青時計)

1T(三輪プロ)【魔甲バイク餓狼】をエネに。P作成→【カリスマ】。放棄。
2T(寺田プロ)【呪われた館】をエネに。放棄。
3T(三輪プロ)【カリスマ】をエネに。放棄。
4T(寺田プロ)【貪欲時計デーモンガスト】をエネに。放棄。三輪プロ、【フ・フーンダ】を8にプレイ。寺田プロ、P作成→【震える時のコールドクロック】。放棄。
5T(三輪プロ)【熱砂のパヴォ】をエネに。【フ・フーンダ】を5へ移動させる。【魔甲ファイター隼】を7にプレイ。放棄。
6T(寺田プロ)【コールドクロック】をエネに。放棄。三輪プロ、【パヴォ】を隊列召喚で8にプレイ。コストとして5の【フ・フーンダ】をフリーズさせる。放棄。
7T(三輪プロ)【フ・フーンダ】をエネに。P作成→【バードマン・ソウル】。PZの【バドソ】プレイ。【隼】がPZとして表向きになる。PZの【隼】を9にプレイ。放棄。寺田プロ、【コールドクロック】を2にプレイ。放棄。
8T(寺田プロ)【イビルアイ・ドライバー】をエネに。【コールドクロック】を3へ移動させる。三輪プロ、スタックして【ノヴァ・コマンド】プレイ。コストとして5の【フ・フーンダ】をフリーズさせる。対象は2の【コールドクロック】。解決。2の【コールドクロック】がゲームから取り除かれる。寺田プロ、P作成→【絶叫時計スクリームハイ】。放棄。

序盤の三輪プロの展開が美しい。
まずは【フ・フーンダ】を置き、前進させてから【隼】プレイ。エネはフルフリーズとなったが、【フ・フーンダ】をフリーズさせることでエネを消費せずに【パヴォ】を召喚。まだエネは3枚しか置いていないのに、既にユニットを3体展開できるとは。これぞ、ウィニーの見本のような展開である。
そして、7ターン目、三輪プロ最初のプランは【バドソ】。これだけでも心強いが、この【バドソ】でプランにめくれたのは【隼】。勿論バトルスペースに出し、これで2体【隼】が並ぶ。墓地を利用する「時計デッキ」相手では、またとない布陣であろう。
一方、寺田プロの方は、プランが成功せず、やや苦しいように見える。【コールドクロック】を出し、移動させることで展開を促進させようとするも、三輪プロの【ノヴァコマ】に阻まれてしまう。しかも除外のおまけ付き。序盤の展開は、三輪プロ有利と考えて良いだろう。

9T(三輪プロ)【餓狼】をエネに。【フ・フーンダ】を2へ移動させる。寺田プロ、スタックして【悪運時計ハードラック】を5にプレイ。解決。5の【フ・フーンダ】とバトル。解決。5の【フ・フーンダ】【ハードラック】がゲームから取り除かれる。三輪プロ、P作成→【陽紅の魔炎プロミネンス】【パヴォ】を5へ移動させる。【プロミネンス】を共鳴で8にプレイ。放棄。5の【パヴォ】でスマッシュ。
10T(寺田プロ)【柔軟時計ダリ】をエネに。放棄。
11T(三輪プロ)【フ・フーンダ】をエネに。【パヴォ】を4へ移動させる。【プロミネンス】を5へ移動させる。放棄。寺田プロ、【スクリームハイ】を2にプレイ。三輪プロ、P作成→【神秘のユニコーン】。放棄。4の【パヴォ】と5の【プロミネンス】でスマッシュ。
12T(寺田プロ)【終末時計ジ・エンド】をエネに。P作成→【ジエンド】。PZの【ジエンド】を1にプレイ。【スクリームハイ】を5へ移動させる。解決。5の【プロミネンス】とバトル。解決。5の【プロミネンス】がゲームから取り除かれる。放棄。三輪プロ、【闘神ゴリョウ】を8にプレイ。放棄。

9ターン目、いよいよ三輪プロは【フ・フーンダ】を奥に進め、隊列召喚の陣形を作らんと目論む。それは寺田プロの【ハードラック】投下で阻まれてしまうが、その後ろには先ほど出しておいた【パヴォ】が控えている。いずれにせよ、これを奥まで進めれば、【豪腕丸】を出すことができ、三輪プロの勝利は確定的になるように思えたが…。実際の三輪プロがとった手は、プランをめくり、【プロミネンス】であることが分かると、【パヴォ】を1歩進めるのみで、【プロミネンス】展開。ひょっとしたら、この時【豪腕丸】は手札になかったのかもしれない。
寺田プロ、【パヴォ】で1スマッシュくらった返しは、何もせずにそのまま放棄。そして、三輪プロのターンに入ってなんと【スクリームハイ】【パヴォ】の正面にプレイしてきた。既にユニットを4体並べられ、スマッシュも1点受けているというのに!大胆不敵、とはまさにこのことだろう。そもそも、【ノヴァコマ】【カリスマ】を打ち込まれたら、それだけで【スクリームハイ】は死んでしまうのだ。大人しくプランをめくって、【ドライバー】あたりを探しておくのが得策だったのではないか…筆者はこの時そう思った。
だが、幸い三輪プロの手札にはそういった除去カードはなかったようだ。プランをめくり、出てきた【ユニコーン】は出さずにそのままスマッシュ。とはいえ、依然として寺田プロ側が辛いことに変わりはないだろう。
と思っていたら、寺田プロ、今度は【スクリームハイ】を前進させ、【パヴォ】を踏みに行く。しかも、プランに出た【ジエンド】はためらわずにプレイ。見ているこちらがハラハラしてしまう。一体何が狙いなのか?

13T(三輪プロ):エネセットなし。P作成→【マスター一閃ブレード】。PZの【一閃】を5にプレイ。解決。5の【スクリームハイ】とバトル。第2バトルステップ、ダメージをスタックに乗せた後、【一閃】の効果を起動。対象は5の【スクリームハイ】。解決。バトル解決。【ゴリョウ】を5へ移動させる。寺田プロ、スタックして【石化の呪法】プレイ。対象は8の【ゴリョウ】。解決。8の【ゴリョウ】がゲームから取り除かれる。三輪プロ、P作成→【一閃】【パヴォ】を5へ移動させる。寺田プロ、スタックして【白骨時計ボーンスマイル】を4にプレイ。解決。4の【パヴォ】とバトル。解決。4の【ボーンスマイル】【パヴォ】がゲームから取り除かれる。三輪プロ、PZの【一閃】を8にプレイ。放棄。
14T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【無限時計クライン】【スクリームハイ】を8へ移動させる。8の【一閃】とバトル。三輪プロ、第2バトルステップでダメージをスタックに乗せた後、【一閃】の効果を起動。対象は8の【スクリームハイ】。解決。バトル解決。寺田プロ、【スクリームハイ】を9へ移動させる。9の【隼】とバトル。解決。9の【隼】がゲームから取り除かれる。【ジエンド】を4→7へ移動させる。7の【隼】とバトル。解決。7の【隼】がゲームから取り除かれる。放棄。

13ターン目の三輪プロの行動を見るに、恐らく、三輪プロは、寺田プロの意図を察したのだと考えられる。とにかく中央に陣取った【スクリームハイ】を除去しにかかっているのだ。しかし、寺田プロ、さすがはGP4覇者というべきか、三輪プロの手をかわしにかわし、結局【スクリームハイ】を生き残らせることに成功する。
そして14ターン目、寺田プロ、フルフリーズとなりながらも、三輪プロのユニットを、【スクリームハイ】【ジエンド】で踏み荒らすことで、全滅させてしまう。恐らく、これが【スクリームハイ】【ジエンド】をプレイした理由なのだろう。三輪プロのデッキには【ステルス・スナイパー】が搭載されていないので、【スクリームハイ】【ジエンド】を除去することは難しい。【ゴリョウ】を使えば【ジエンド】単体は潰せるが、【スクリームハイ】で強化されては、それもできなくなる。中型ユニットによる制圧。それが、寺田プロの狙いだったのだ。恐らく、これは三輪プロのデッキレシピを見た上での構想だろう。三輪プロも、それを察知したからこそ、【スクリームハイ】を懸命に除去しようとしたのであろうが…。少々プランの巡りが悪かったか。

15T(三輪プロ):エネセットなし。P作成→【パヴォ】。PZの【パヴォ】を8にプレイ。P作成→【ウンバ・ウンバ】。放棄。
16T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【コールドクロック】。PZの【コールドクロック】を2にプレイ。P作成→【スクリームハイ】【ジエンド】を8へ移動させる。解決。8の【パヴォ】とバトル。解決。8の【パヴォ】が墓地に置かれる。放棄。三輪プロ、【ゴリョウ】を8にプレイ。解決。8の【ジエンド】とバトル。解決。8の【ゴリョウ】【ジエンド】が墓地に置かれる。放棄。
17T(三輪プロ)【神秘のユニコーン】をエネに。P作成→【ノヴァコマ】。P更新→【ノヴァコマ】。P更新→【餓狼】。PZの【餓狼】を9にプレイ。9の【スクリームハイ】とバトル。解決。9の【餓狼】が墓地に置かれる。【ウンバ】を9にプレイ。解決。9の【スクリームハイ】とバトル。解決。9の【ウンバ】【スクリームハイ】が墓地に置かれる。放棄。
18T(寺田プロ)【クライン】をエネに。【コールドクロック】を5へ移動させる。【コールドクロック】の効果により【ドライバー】を墓地に置き、【館】をPZに置く。P更新→【肉食時計ビッグマウス】。PZの【ビッグマウス】を3にプレイ。【コールドクロック】を4へ移動させる。【コールドクロック】の効果により【ドライバー】を墓地に置き、【アイスクロック】をPZに置く。放棄。4の【コールドクロック】でスマッシュ。
19T(三輪プロ):エネセットなし。P作成→【ユニコーン】【隼】を9にプレイ。P更新→【拳闘戦鬼豪腕丸】。放棄。寺田プロ、【スクリームハイ】を2にプレイ。放棄。寺田プロ、ターン終了時に【ドライバー】を墓地よりデッキに戻してシャッフルする。

寺田プロの目論みは成功し、寺田プロの優位は確定的に思われたが、これで終わってしまうようなプレイヤーが、準決勝まで残るはずもない。【ノヴァコマ】をプラン更新で全て失ってしまった上、2ターンかかってしまったものの、その時点で実行可能だったあらゆる手段を尽くして【スクリームハイ】【ジエンド】を除去することに成功する。
だがしかし、寺田プロはそれを更に上回る。除去されることは見越していたのか、除去された次のターンには【スクリームハイ】を再び出す用意が整っていた。【ビッグマウス】をプランから出し、そして、再度出してあった【コールドクロック】でスマッシュを開始。この時点でも、やや寺田プロが有利であるように思える。

20T(寺田プロ)【濃霧の魔氷フォッグ】をエネに。【ビッグマウス】を6→9へ移動させる。9の【隼】とバトル。解決。9の【隼】がゲームから取り除かれる。P作成→【ハードラック】。PZの【ハードラック】を3にプレイ。P作成。三輪プロ、スタックで【ゴリョウ】を9にプレイ。9の【ビッグマウス】とバトル。解決。9の【ビッグマウス】が墓地に置かれる。P作成解決→【ドライバー】。寺田プロ、PZの【ドライバー】を1にプレイ。誘発効果の対象は9の【ゴリョウ】。解決。9の【ゴリョウ】が墓地に置かれる。【コールドクロック】を5へ移動させる。【コールドクロック】の効果により【ダリ】を墓地に置き、【アイスクロック】をPZに置く。放棄。スマッシュなし。

恐らく勝負が決したのは20ターン目だろう。【隼】【スクリームハイ】で強化された【ビッグマウス】で踏ませた後、【ゴリョウ】で踏み返す。先ほどから見ていて、三輪プロは本当に【ゴリョウ】を巧みに使うと感じる。筆者などは、出してもすぐに踏まれてしまうので、【闘神シュリ】の方が優れているのではないか、とこの対戦を見るまで思っていたが、どうやら【シュリ】【ゴリョウ】は使い方が全く異なるユニットのようだ。これだから、決勝トーナメントを見るのは面白いのだ。
さて、三輪プロの3枚目の【ゴリョウ】、出し方も巧みだが、そのタイミングも巧みである。寺田プロがプラン作成を宣言し、残り5コストとなった瞬間に出しているのだ。もし、寺田プロがスタックで【スクリームハイ】を出そうものなら、その時点でフルフリーズ。【ビッグマウス】はいずれにせよ落とせるので、空いたスペースにユニットを送り込み、詰めるチャンスが生じる。ゆえに、これは受けざるを得ないところであったろうが…。プラン作成を解決しての、寺田プロのプランに、ギャラリー全員が息を飲んだ。

【イビルアイ・ドライバー】

いかに【ゴリョウ】が強力とはいえ、確定除去ばかりはどうしようもない。

21T(三輪プロ):エネセットなし。P作成→【カリスマ】。PZの【カリスマ】プレイ、対象は2の【スクリームハイ】。解決。2の【スクリームハイ】が墓地に置かれる。放棄。
22T(寺田プロ):(メモ紛失)をエネに。【コールドクロック】を8へ移動させる。【コールドクロック】の効果により【クライン】を墓地に置き、【クライン】をPZに置く。PZの【クライン】を2にプレイ。【ドライバー】を4→7へ移動させる。【ハードラック】を6→9へ移動させる。放棄。7の【ドライバー】、8の【コールドクロック】、9の【ハードラック】でスマッシュ。
23T(三輪プロ):エネセットなし。P作成→【豪腕丸】。PZの【豪腕丸】を7にプレイ。7の【ドライバー】とバトル。解決。7の【ドライバー】が墓地に置かれる。P作成→【ユニコーン】。PZの【ユニコーン】を9にプレイ。9の【ハードラック】とバトル。解決。9の【ユニコーン】【ハードラック】が墓地に置かれる。放棄。寺田プロ、【フォッグ】を3にプレイ。放棄。
24T(寺田プロ):エネセットなし。放棄。三輪プロ、投了により寺田プロ勝利。

ここまでされては、流石に三輪プロに勝ち筋は薄い。寺田プロ、既に展開してあったユニットを使い、スマッシュを6点にまで追い込み、受けなしの状態を作り、三輪プロを投了に追い込み勝利。寺田プロの大胆な構想が功を奏した一戦と言えよう。11ターン目の【スクリームハイ】プレイに集約されると言って良い。除去手段が三輪プロにあれば負け、なければ勝ち、という見込みだったのだろう。
ともすれば寺田プロの手に目が行きがちになるが、三輪プロの崩し方も見習うべき点に富んでいた。火力を使わずに中型ユニットによる制圧を解除できるとは…やはり使い慣れたデッキの力か。もし、少しでもプランの巡りが異なれば、結果は全く逆になっていたと思われる。

2本目 先攻:三輪プロ(黒緑無限時計) 後攻:寺田プロ(緑赤迷い家ビートダウン)

1T(三輪プロ)【ガスト】をエネに。放棄。
2T(寺田プロ)【蜘蛛の巣をまとうフェアリー】をエネに。P作成→【精霊の迷い家】。放棄。
3T(三輪プロ)【スクリームハイ】をエネに。P作成→【ドライバー】。P更新→【失恋の痛み】。放棄。
4T(寺田プロ)【蜘蛛の巣】をエネに。P作成→【小さくて大きな力】。PZの【小力】プレイ。解決。P作成→【ステルス・スナイパー】。P更新→【朝露を飲むフェアリー】。放棄。
5T(三輪プロ)【スクリームハイ】をエネに。P作成→【ジエンド】【失恋】プレイ。解決。寺田プロの手札の【迷い家】【象砲手バルカン】【ステルス】【蜘蛛の巣】【バドソ】より【バルカン】を墓地に置く。
6T(寺田プロ)【ステルス】をエネに。P作成→【迷い家】。PZの【迷い家】を1−4−7のラインにプレイ。P作成→【ニトロ・カタパルト】。放棄。
7T(三輪プロ)【ジエンド】をエネに。P作成→【火事場泥棒】。P更新→【ボーンスマイル】。PZの【ボーンスマイル】を8にプレイ。P作成→【ガスト】。放棄。
8T(寺田プロ)【カオスビースト・ナインテイル】をエネに。P作成→【朝露】。P更新→【バーサーカー・ドラッグ】。P更新→【変炎獣ゲルハーピー】。放棄。三輪プロ、【ボーンスマイル】の効果起動、対象は8の【ボーンスマイル】。8の【ボーンスマイル】がコストとして墓地に置かれる。PZの【ガスト】の効果誘発。墓地の【ボーンスマイル】が三輪プロの手札に加わる。放棄。
9T(三輪プロ)【スカラベ・マスター】をエネに。P作成→【館】。PZの【館】を1−4−7のラインにプレイ。放棄。
10T(寺田プロ)【バドソ】をエネに。P作成→【スカラベ】。P更新→【小力】。PZの【小力】プレイ。解決。P作成→【兎娘キューティ・バニー】。PZの【バニー】を3にプレイ。【ゲルハーピー】を2にプレイ。P作成→【ゲルハーピー】。放棄。

2本目、三輪プロは先攻を選択。ただ、これは、ビートダウンを使う寺田プロに先攻を取らせたくないという意図によるものではなかったか。
寺田プロ、後攻をとらされたとはいえ、1本目を取った勢いで、2本目も試合運びをしていくのだろう…と思いきや、序盤は意外な展開になった。どういうことか。
4ターン目。勿論何もせずに放棄かと思われたが、寺田プロはプランを作成。現れたのは【小力】。これをプレイし、なおもプランを掘るも、求めるカードは現れない。
続く6ターン目はプランでベースが来たので止む無くこれをプレイ。欲を言えば、ユニットを展開したかったところだろうが。
8ターン目、2プランして待望の2コストユニットを得たかと思いきや、エネがかみ合わずに出せない。寺田プロに残っているのは緑2だが、プランにめくれているのは【ゲルハーピー】。赤エネを残しておけば…と思いたくなるが、赤エネを残したとしても、来たのが【バニー】なら結果は同じ。結局の所、賭けに失敗した、というころであろう。
こうして、寺田プロが最初にユニットを展開できたのは、10ターン目、実に5エネ溜めてからのことであった。しかも、既に 【小力】を2枚失っている。これは、ディメンション・ゼロにおける数少ない「事故」と呼んで良い現象の一つであろう。
もっとも、これは、寺田プロの巡りが悪かったばかりでなく、三輪プロが、的確なタイミングで【失恋】を撃ち、寺田プロの【バルカン】を抜き去ったことにもよる。決して、運のみによるものではない。

11T(三輪プロ)【ダリ】をエネに。P作成→【ドライバー】。PZの【ドライバー】を9にプレイ。誘発効果の対象は2の【ゲルハーピー】。解決。2の【ゲルハーピー】が墓地に置かれる。放棄。
12T(寺田プロ)【蜘蛛の巣】をエネに。P作成→【バニー】。PZの【バニー】を1にプレイ。3の【バニー】を2へ移動させる。【朝露】を共鳴で3にプレイ。放棄。
13T(三輪プロ)【ハードラック】をエネに。P作成→【ハードラック】。PZの【ハードラック】を7にプレイ。放棄。
14T(寺田プロ)【幻惑のフェアリー】をエネに。P作成→【バルカン】。2の【バニー】を5へ移動させる。PZの【バルカン】を2にプレイ。放棄。三輪プロ、【ジエンド】を8にプレイ。寺田プロ、P作成→【バドソ】。PZの【バドソ】プレイ。【バニー】がPZとして表向きになる。放棄。
15T(三輪プロ)【小力】をエネに。【ハードラック】を4へ移動させる。放棄。
16T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【ステルス】【朝露】を6へ移動させる。PZの【ステルス】を3にプレイ。誘発効果の対象は8の【ジエンド】。三輪プロ、スタックして【スクリームハイ】を7にプレイ。解決。放棄。5の【バニー】と6の【朝露】でスマッシュ。

寺田プロにとって辛い状況はなおも続く。折角張った【迷い家】【館】を合わせられ、迎えた11ターン目、三輪プロは1発でプランに【ドライバー】をめくり、今しがた展開されたばかりの【ゲルハーピー】を除去。まだ、寺田プロには【バニー】が残されているとはいえ、出遅れた上にテンポ良く除去されては、たまったものではない。フリープレイであれば、とっくに投了しているところではなかろうか。
中盤、やっと寺田プロのデッキが回り始める。【バニー】【朝露】など、順調にユニットを展開し、16ターン目、ついに3点のスマッシュを入れることに成功するが、ここから攻め切れるかどうか。

17T(三輪プロ)【館】をエネに。【幸せはすぐ近くにある】プレイ。対象はエネZのフリーズ状態の【ガスト】と墓地の【失恋】。解決。【ハードラック】を1へ移動させる。1の【バニー】とバトル。解決。1の【バニー】【ハードラック】が墓地へ。PZの【ガスト】の効果誘発。【館】の効果誘発。解決。寺田プロ、【館】の効果により手札から【バニー】を墓地に置く。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ハードラック】を手札に加える。【ジエンド】を5へ移動させる。放棄。
18T(寺田プロ):エネセットなし。放棄。三輪プロ、【ボーンスマイル】を4にプレイ。解決。PZの【ガスト】の効果誘発。【館】の効果誘発。解決。寺田プロ、【館】の効果により手札から(メモ紛失)を墓地に置く。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ボーンスマイル】を手札に加える。放棄。三輪プロ、【ボーンスマイル】を4にプレイ。解決。PZの【ガスト】の効果誘発。【館】の効果誘発。解決。寺田プロ、【館】の効果により手札から【ニトロ】を墓地に置く。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ボーンスマイル】を手札に加える。三輪プロ、【ボーンスマイル】を6にプレイ。解決。6の【朝露】とバトル。第2バトルステップ、ダメージをスタックに乗せた後、【ボーンスマイル】の効果起動。対象は6の【朝露】。解決。6の【朝露】が墓地に置かれる。PZの【ガスト】の効果誘発。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ボーンスマイル】を手札に加える。寺田プロ、P作成→【スカラベ】。P更新→【ドラッグ】。PZの【ドラッグ】プレイ、対象は2の【バルカン】。解決。【バルカン】を5へ移動させる。5の【ジエンド】とバトル。解決。5の【ジエンド】が墓地に置かれる。PZの【ガスト】の効果誘発。【ガスト】の効果により、墓地から【ジエンド】を手札に加える。放棄。三輪プロ、【ボーンスマイル】を4にプレイ。解決。PZの【ガスト】の効果誘発。【館】の効果誘発。解決。寺田プロ、【館】の効果により手札から【ドラッグ】を墓地に置く。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ボーンスマイル】を手札に加える。放棄。三輪プロ、【ボーンスマイル】を4にプレイ。解決。PZの【ガスト】の効果誘発。【館】の効果誘発。解決。寺田プロ、【館】の効果により手札から【バルカン】を墓地に置く。三輪プロ、【ガスト】の効果により、墓地から【ボーンスマイル】を手札に加える。放棄。5の【バルカン】でスマッシュ。ターン終了時、5の【バルカン】【ドラッグ】の効果によりエネZにリリース状態で置かれる。

17〜18ターンは、棋譜を見ると何だかややこしそうに思えるが、実際には、そんなに複雑なことをしているわけではない。
17ターン目、【幸せ】でガストをプランに持ってきた三輪プロ。予め館ラインに出しておいた【ハードラック】を寺田プロの【バニー】に突っ込ませ、ハンデスすると共に【ハードラック】を手札に回収。
18ターン目、寺田プロのターンに入ってから、ひたすら【館】ラインに【ボーンスマイル】を投げ、寺田プロの手札を削りまくる。これこそ、「無限時計」デッキの本領と言えるだろう。【谷】を張ってから【カタパルト】【冥界の門】で一気に詰めるのも勝ち筋の一つだが、相手の手札を枯らし、攻撃も防御もままならない状態を作った上で、じわじわと攻めて行くのもまた「無限時計」デッキの勝ち筋の一つである。
寺田プロ、【ドラッグ】をプランから撃ち、一度は手札に入れることはできたのだが、即座に落とされては、厳しい。

19T(三輪プロ)【ガスト】をエネに。P作成→【幽鬼の谷】。PZの【谷】を3−6−9のラインにプレイ。放棄。
20T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【ステルス】。PZの【ステルス】を1にプレイ。誘発効果の対象は7の【スクリームハイ】。解決。7の【スクリームハイ】が墓地に置かれる。【館】の効果誘発。寺田プロ、スタックして【小力】プレイ。解決。【館】の効果をスタックに乗せた状態で【迷い家】を2−5−8のラインにプレイ。解決。P作成→【ゲルハーピー】。放棄。三輪プロ、【ジエンド】を7にプレイ。寺田プロ、3の【ステルス】を6へ移動させる。放棄。三輪プロ、【ハードラック】を6にプレイ。6の【ステルス】とバトル。解決。6の【ハードラック】【ステルス】が墓地へ。【谷】の効果誘発。解決。墓地より【火事場泥棒】を手札に加える。放棄。ターン終了時、寺田プロ、【ステルス】をデッキに戻してシャッフルする。
21T(三輪プロ)【火事場泥棒】をエネに。P作成→【ドライバー】。PZの【ドライバー】を8にプレイ。誘発効果の対象は1の【ステルス】。解決。1の【ステルス】が墓地に置かれる。9の【ドライバー】を6→3へ移動させる。【火事場】プレイ。寺田プロの墓地のカードが全てゲームから取り除かれる。20枚取り除いたので2枚のカードが寺田プロの山札からスマッシュゾーンへと置かれる。三輪プロ、【ジエンド】を4→1へ移動させる。寺田プロ、投了により三輪プロ勝利。

19ターン目、遂に【谷】がセットされる。ここまで来れば、最早「無限時計」デッキの優位は揺るぎないものとなる。また、大量のハンデスと序盤のプラン更新で、寺田プロの墓地には随分と多くのカードが積まれていた。確認してみると、【ステルス】1枚含む20枚。【火事場】1発で2スマッシュ入る枚数である。既に寺田プロは【ゲルハーピー】の展開によりスマッシュを1点受けているので、【火事場】を撃たれるとスマッシュ3枚。これは、ユニット2体で詰められる値である。
勿論この好機を逃すはずもなく、21ターン目、プランからの【ドライバー】【ステルス】を除去し、再び寺田プロの墓地の枚数を20枚とした後、かなり前から出ていた【ドライバー】と、先ほど出した【ジエンド】を奥まで進め、【火事場】を撃てば、手札のない寺田プロには受けがなく、三輪プロの勝利と相成る。
一言でまとめれば、寺田プロの事故、ということになるが、運のみで勝敗が決したわけでないことは、お分かりいただけると思う。

3本目 先攻:寺田プロ(緑赤迷い家ビートダウン) 後攻:三輪プロ(赤単ウィニー)

いよいよもつれ込んだ3本目。両者の使用デッキが気になるところである。
正直、レポートを書く側としては、時計ミラーだけは避けてほしいところだが、流石にそのようにお願いするわけにもいかない。期待と不安を入り混ぜつつ両者のデッキ決定の様子を見守ると、寺田プロがB、三輪プロがA。ビート対決、願ってもないことである。

1T(寺田プロ)【朝露】をエネに。P作成→【小力】。放棄。
2T(三輪プロ)【隼】をエネに。P作成→【プロミネンス】。放棄。
3T(寺田プロ)【小力】をエネに。【バニー】を9にプレイ。P作成→【ドラッグ】。放棄。
4T(三輪プロ)【餓狼】をエネに。放棄。
5T(寺田プロ)【ドラッグ】をエネに。放棄。三輪プロ、【ゴリョウ】を3にプレイ。放棄。
6T(三輪プロ)【餓狼】をエネに。放棄。寺田プロ、【バルカン】を8にプレイ。三輪プロ、【ゴリョウ】を6→9へ移動させる。9の【バニー】とバトル。解決。9の【バニー】が墓地に置かれる。【ゴリョウ】を8へ移動させる。8の【バルカン】とバトル。解決。8の【バルカン】【ゴリョウ】が墓地に置かれる。
7T(寺田プロ)【スカラベ】をエネに。P作成→【ステルス】。P更新→【ステルス】。PZの【ステルス】を8にプレイ。放棄。

今回はきちんと3ターン目にバニーを出せた寺田プロ。本来の動きを見せてくれそうな予感である。三輪プロも安定した動きを見せる。5ターン目に【ゴリョウ】をバニーに合わせる形でプレイ。これは良い牽制になるだろう。
6ターン目、寺田プロは、挑発するかのように【バルカン】【バニー】の隣にプレイ。エネ加速はできるものの、これでは【ゴリョウ】で2体ともかっさわれてしまう。勿論、その場合は【ゴリョウ】も場に残らないのだが、カード的には2:1交換となるので、あまり得とも思えない。何より、ウィニー相手に自分から2スマッシュ喰らいに行くのは、やり過ぎなのではないか、とこの時は思った。案の定【ゴリョウ】で全滅させられ、返しでは【ステルス】展開。できれば他のユニットの方がよかったのであろうが、贅沢も言っていられなかったのであろう。

8T(三輪プロ)【隼】をエネに。P作成→【カリスマ】。P更新→【ノヴァコマ】。放棄。ターン終了時、寺田プロ、【ステルス】を墓地より山札に戻し、シャッフルする。
9T(寺田プロ)【バドソ】をエネに。P作成→【バドソ】。PZの【バドソ】プレイ。【小力】がPZとして表向きになる。【ステルス】を5へ移動させる。PZの【小力】プレイ。P作成→【蜘蛛の巣】。PZの【蜘蛛の巣】を9にプレイ。誘発効果により【幻惑】がエネZにリリース状態で置かれる。放棄。三輪プロ、【ゴリョウ】を3にプレイ。放棄。
10T(三輪プロ)【カリスマ】をエネに。P作成→【バドソ】。PZの【バドソ】プレイ。【マントルを漂う遺跡】がPZとして表向きになる。放棄。
11T(寺田プロ)【バドソ】をエネに。P作成→【バニー】。PZの【バニー】を7にプレイ。P作成→【ゲルハーピー】。放棄。三輪プロ、【ユニコーン】を2にプレイ。放棄。5の【ステルス】でスマッシュ。
12T(三輪プロ)【パヴォ】をエネに。【ゴリョウ】を6→5へ移動させる。寺田プロ、スタックして【ステルス】を6にプレイ。解決。6の【ゴリョウ】とバトル。三輪プロ、第1バトルステップ中に【ノヴァコマ】プレイ、コストとして2の【ユニコーン】と6の【ゴリョウ】をフリーズさせる。対象は6の【ステルス】。解決。6の【ステルス】が墓地へ。【ゴリョウ】の移動解決。5の【ステルス】とバトル。解決。5の【ステルス】が墓地に置かれる。【ゴリョウ】を4→7へ移動させる。7の【バニー】とバトル。解決。7の【バニー】が墓地に置かれる。【ゴリョウ】を4へ移動させる。放棄。4の【ゴリョウ】でスマッシュ。ターン終了時、寺田プロ、【ステルス】を山札に戻してシャッフルする。

ビート対決ということで、どちらのデッキにも【バドソ】は入っているのだが、先に【バドソ】を決めたのは寺田プロ。プランからの【蜘蛛の巣】も決まり、快調なリカバリーと言える。三輪プロも、返しで【バドソ】を決めるも、プランでユニットがめくれず、手出しでユニットを展開していく羽目に。折角補充した手札も、このような形で失っては、苦しかろう。
12ターン目、三輪プロ、再度【ゴリョウ】で、寺田プロのユニットを全滅させにかかる。そうはさせじと、寺田プロ、【ステルス】【ゴリョウ】に投下するも、【ノヴァコマ】であしらわれ、結局全滅させられてしまう。だが、失ったのは【ステルス】【バニー】のみ。となると、【ノヴァコマ】で迎撃されるのも予測の範囲内だった、ということだろうか。既にエネも3増えているので、リカバリーは容易、という計算か。だが、今回は三輪プロの【ゴリョウ】が場に残っている。
【ゴリョウ】でスマッシュし、これで寺田プロのスマッシュは3点。ここからは、三輪プロが殴りきるのが先か、寺田プロのリカバリーが間に合うか、という勝負だろう。

13T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【ステルス】。PZの【ステルス】を8にプレイ。誘発効果の対象は4の【ゴリョウ】。解決。4の【ゴリョウ】が墓地に置かれる。P作成→【バルカン】。PZの【バルカン】を9のプレイ。放棄。
14T(三輪プロ)【ウンバ】をエネに。P作成→【ユニコーン】。PZの【ユニコーン】を1にプレイ。P作成→【パヴォ】【ユニコーン】を4へ移動させる。【プロミネンス】を共鳴で1にプレイ。放棄。4の【ユニコーン】でスマッシュ。
15T(寺田プロ):エネセットなし。P作成→【バルカン】【迷い家】を1−4−7のラインにプレイ。三輪プロ、スタックして【ノヴァコマ】プレイ、コストとして1の【プロミネンス】と2の【ユニコーン】をフリーズさせる。対象は7の【バルカン】。解決。7の【バルカン】が墓地に置かれる。寺田プロ、PZの【バルカン】を4にプレイ。4の【ユニコーン】とバトル。解決。4の【バルカン】【ユニコーン】が墓地に置かれる。P作成→【朝露】。放棄。
16T(三輪プロ):エネセットなし。【プロミネンス】を4へ移動させる。P作成→【トワイライト・ソウル】。暴走により、エネZのカードを1枚スマッシュゾーンに裏向きで置く。4の【プロミネンス】でスマッシュ。

13ターン目。寺田プロの最初のプランは【ステルス】。1発で持ってこれるのは確かに幸運だが、3枚山札の中に眠っている可能性は高い。少なくとも2枚は回っているのを確認している、という事実を忘れてはならない。勿論、プレイして【ゴリョウ】を焼殺。2度目のプランは【バルカン】。出せるだけのエネはピッタリ残っている。ここまでのエネ加速が効いている。確かに、中盤プランを失敗させるより、序盤スマッシュを喰らってでもエネ加速をした方が、長期的には、スマッシュを喰らわずに済むだろう。これは、寺田プロのリカバリーが間に合ったか。プラン一発ステルスにもひるまずに、三輪プロもユニットを展開し、スマッシュの手を緩めない。豊富に速攻ユニットが入っているので、ターン開始時にユニットが残っていなくても、スマッシュを与えられるのが強みだ。プランに見えた【ユニコーン】を展開し、前進。【プロミネンス】を出してからスマッシュ。これで4点目。
15ターン目、続く寺田プロのターンでは、先ほど出した【バルカン】【迷い家】に乗せて突破を図るも、ベースプレイにスタックで【ノヴァコマ】【バルカン】を焼かれ、結局プランに見えた【バルカン】【ユニコーン】に投げつける羽目に。対応のため、5エネ残してターンを終える。
さて返しの三輪プロのターン、最初のプランで【トワイライト・ソウル】がめくれて暴走によりスマッシュを1点喰らってしまうも、【プロミネンス】で5点目を叩き込む。このターン、プランは1回しか行っていないが、この段階になると、いたずらにプランを更新するよりも、エネルギーを残して、詰める目を見せた方が良い、ということだろう。事実、このように行動されては、寺田プロも、うかつにユニットを展開できない。そろそろ終局が近そうだ。

17T(寺田プロ):(メモ紛失)をエネに。【カタパルト】プレイ、対象は8の【ステルス】と1のスクエア。解決。【蜘蛛の巣】を6→3へ移動させる。放棄。1の【ステルス】と3の【蜘蛛の巣】でスマッシュ。三輪プロのスマッシュが7枚になったので、寺田プロ勝利。

17ターン目、寺田プロのターン。三輪プロの手札は1枚。スマッシュは2。寺田プロに残されたユニットは、【ステルス】【蜘蛛の巣】。エネはスカラベ1、スマッシュ5含んで計13。
普通のデッキを使っていては、ここから詰めるなど、簡単にできはしない。だが、「迷い家ビート」デッキなら話は別だ。恐らく手札に【バーサーカー・ドラッグ】あたりを握っていたのだろう、寺田プロ、【カタパルト】を絡めて、一気に5点入れる態勢を作り、三輪プロ、対応できず、寺田プロ勝利。ウィニー相手に【カタパルト】を握りこむとは!やはりこれも、相手のデッキと自分のデッキを見比べた上での作戦だったのだろう。【ゴリョウ】でユニットの全滅を誘ったのも、戦いを長引かせて、【カタパルト】によるフィニッシュのお膳立てをしよう、という計画のもとだったのかもしれない。恐らく、15ターン目の【ノヴァコマ】も計算のうちで、あれは、【バルカン】で相手のユニットを踏むのが目的だったのではなく、ベースを張ることそのものが目的だったのではないだろうか。
結果として勝利したのは寺田プロの方だが、14ターン目以降の三輪プロの攻め方も、今後の参考としたいところである。【トワイライト・ソウル】さえめくれなければ、三輪プロの方が詰め切れていたかもしれない。
実に、見ごたえのある勝負であった。




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