日本選手権2008秋ユーザー記者レポート
ユーザー記者 Lumier

日本選手権 決勝トーナメント レポート

準決勝B卓 青木直飛(本選1位通過)vs浜田遼(本選5位通過)

1本目

青木プロのデッキは、いわゆる「緑赤ビート」と「青赤灼熱王コントロール」を足して2で割ったような形をしている。あまり見ない形のデッキであり、どのような動きをするのか、気になる方も多いのではないだろうか。浜田プロのデッキは、いわゆる「緑赤ビート」である。

先攻をとったのは青木プロ。
以下、奇数ターンが青木プロ、偶数ターンが浜田プロのターンである。

1T:【大巨人ゴッドファーザーJr.】をエネに。放棄。
2T:【悪戯するフェアリー】をエネに。放棄。青木プロ、【底なしの大地】を1−4−7のラインにプレイ。放棄。
3T:【精霊の迷い家】をエネに。P作成→【悪戯】。放棄。
4T:【スカーレット・シャワー】をエネに。放棄。
5T:【ジャック・オー・フロスト】をエネに。放棄。浜田プロ、【変炎獣ゲルハーピー】を3にプレイ。【ゲルハーピー】の効果誘発。浜田プロのデッキの一番上のカードがスマッシュZに置かれる。青木プロ、【悪戯】を7にプレイ。追加コストとして2−5−8のラインの【大地】を破棄する。【悪戯】の効果誘発。デッキから【スカラベ・マスター】をエネZに置く。P作成→【ペンギン・チェーン】。PZの【ペンギンチェーン】を1−4−7のラインにプレイ。
6T:【兎娘キューティ・バニー】をエネに。P作成→【変炎獣ゲルトロール】。PZの【ゲルトロール】を1にプレイ。放棄。
7T:【融解戦鬼灼熱王】をエネに。1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【用心棒ラルフ】。P更新→【火焔車】。PZの【火焔車】を3−6−9のラインにプレイ。7の【悪戯】を4へ移動させる。スタックして1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をリリースさせる。1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【リサイクルセンター】。4の【悪戯】を1へ移動させる。スタックして1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をリリースさせる。1の【ゲルトロール】とバトル。1の【悪戯】が墓地に置かれる。墓地の【ラルフ】の効果誘発。墓地の【ラルフ】が7に置かれる。放棄。

序盤。浜田プロは、5ターン目に手出しで【ゲルハーピー】をプレイ。6ターン目には【ゲルトロール】をプランからプレイと、それなりに順調な展開をしているように思える。一方、青木プロの方も、序盤は「緑赤ビート」に似た動きを見せる。【底なしの大地】を張ってから、【悪戯】をプレイ。追加コストとして【大地】を破棄し、デッキから【スカラベ】をエネに置く。ここまでは普通だが、7ターン目の青木プロの動きに注目して頂きたい。プラン更新により【ラルフ】を墓地に落とした後、先ほど出した【悪戯】を浜田プロの【ゲルトロール】のいるスクエアへ突っ込ませ、【ラルフ】をバトルスペースに呼び出す。場所は【ゲルトロール】の向かい側。この【ラルフ】を青木プロはどのように使うのだろうか。

8T:【バイオ・サーバー】をエネに。メインフェイズ開始前、【ゲルトロール】の効果誘発。デッキの一番上のカードを浜田プロのスマッシュZにフリーズ状態で置く。【枯れ果てた大樹】を2−5−8のラインにプレイ。【悪戯】を2にプレイ、追加コストとして2−5−8のラインの【大樹】を破棄する。【大樹】【悪戯】の効果誘発。デッキの一番上のカード(【枯れ果てた大樹】)と、デッキから【スカラベ】がエネZに置かれる。P作成→【ラッパ.ドリアード】。1の【ゲルトロール】を4へ移動させる。PZの【ラッパ】を1にプレイ。放棄。
9T:【リサイクルセンター】をエネに。1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【再改造手術】。PZの【再改造手術】をプレイ。7の【ラルフ】を4へ移動させる。4の【ゲルトロール】とバトル。4の【ゲルトロール】が墓地に置かれる。放棄。
10T:【エル・ドラード】をエネに。P作成→【Jr.】。3の【ゲルハーピー】を6へ移動させる。青木プロ、スタックして1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をリリースさせる。【ゲルハーピー】の移動解決。6の【ゲルハーピー】を5→8へ移動させる。2の【悪戯】を5へ移動させる。1の【ラッパ】を2へ移動させる。放棄。
11T:【迷い家】をエネに。1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【ペンギンチェーン】。PZの【ペンギンチェーン】を2−5−8のラインにプレイ。2−5−8のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【大樹】。放棄。4の【ラルフ】でスマッシュ。

8ターン目、浜田プロは手札から【大樹】をプレイ。更に、【悪戯】をプレイし、追加コストとして【大樹】を破棄することで、一気に2エネルギー増やす。【悪戯】の効果でエネルギーゾーンに置いたのは【スカラベ】。お互い【迷い家】が入っているデッキであるため、後々【迷い家】の張り合いになった際に、不利にならないため、といったところか。
そして、中央エリア、【ラルフ】の正面に【ゲルトロール】を進め、その後ろにプランから【ラッパ】をプレイ。【ラルフ】【ゲルトロール】を踏みにくれば、【スカーレット・シャワー】で撃退するぞ、という意思表示なのだろう。
しかし、9ターン目、青木プロは躊躇することなく【ラルフ】【ゲルトロール】を踏みにいく。ここで【スカーレットシャワー】を使わせれば、後で【灼熱王】を出した時に、【スカレーットシャワー】で落とされる可能性が減る、と読んでのことだろうか。浜田プロ、これを了承。【スカーレットシャワー】を持っていなかったのか、持っていてあえて使わなかったのか。
浜田プロ、自分のターンに入り、【ゲルハーピー】【悪戯】をそれぞれ中央ラインの敵軍エリア、中央ラインの中央エリアに進めた後、【ラッパ】をも中央ラインに移動させる。【ラッパ】の正面に【ラルフ】がいる形だったので、【ラッパ】を逃がした、ということか。中央ラインにユニットが3体集結したので、このラインで【スカーレットシャワー】を撃てば、実に12000ものダメージを与えられる。青木プロも、これではうかつに手が出せないだろう。
どうするのかと思いきや、11ターン目、青木プロは中央ラインを放置しつつ、先ほど【ゲルトロール】を踏みに中央エリアに進めた【ラルフ】でスマッシュ。既に浜田プロは4点スマッシュを受けているので、あと3点。局面は早くも詰め場の様相を見せ始める。

12T:エネセットなし。P作成→【スカーレットシャワー】。8の【ゲルハーピー】を7へ移動させる。5の【悪戯】を8へ移動させる。放棄。青木プロ、【灼熱王】を7にプレイ。浜田プロ、スタックして【制圧戦鬼煉獄丸】を1にプレイ。【灼熱王】のプレイ解決。7の【ゲルハーピー】とバトル。7の【ゲルハーピー】【灼熱王】が墓地に置かれる。2の【ラッパ】の効果誘発。対象は青木プロのエネZの【スカラベ】【灼熱王】。2の【ラッパ】を5へ移動させる。8の【悪戯】を7へ移動させる。放棄。5の【ラッパ】と7の【悪戯】でスマッシュ。
13T:【ニトロ.カタパルト】をエネに。P作成→【魔王の三角海域】【灼熱王】を8にプレイ。2−5−8のラインの【ペンギンチェーン】を破棄して【灼熱王】を5に置く。5の【ラッパ】とバトル。5の【ラッパ】が墓地に置かれる。PZの【三角海域】を2−5−8のラインにプレイ。放棄。4の【ラルフ】でスマッシュ。
14T:【Jr.】をエネに。 P作成→【ゲルトロール】。PZの【ゲルトロール】を5にプレイ。青木プロ、スタックして1−4−7のラインの【ペンギンチェーン】を破棄して【灼熱王】を6に置く。【ゲルトロール】のプレイ解決。ルールエフェクトにより5の【ゲルトロール】が墓地に置かれる。P作成→【迷い家】。PZの【迷い家】を1−4−7のラインにプレイ。青木プロ、スタックして2−5−8のラインの【三角海域】を破棄してエネZの【Jr.】を7に置く。7の【悪戯】とバトル。7の【悪戯】が墓地に置かれる。【迷い家】のプレイ解決。P作成→【バニー】。P更新→【バイオサーバー】。PZの【バイオサーバー】を2−5−8のラインにプレイ。P作成→【悪戯】。P更新→【スカーレットシャワー】。浜田プロ、投了により青木プロ勝利。

12ターン目、浜田プロは、【ゲルハーピー】を横、【ラルフ】のいるラインに移動させる。そして、【悪戯】を前進させる。これで敵軍エリアにユニットが2体存在することになった。浜田プロの優先権放棄に対し、いよいよ青木プロは【灼熱王】を繰り出し、【ゲルハーピー】を踏もうとする。だが、さすがにこれは読まれていたようだ。浜田プロ、スタックで【ラルフ】のいるラインに【煉獄丸】を出す。【ラッパ】の効果と合わせれば、【ゲルハーピー】のパワーは6500。これに、【煉獄丸】の効果による2000ダメージが加わり、合計8500のダメージを入れれば、【灼熱王】と相討ちに持ち込める、というわけである。しかも、【ゲルハーピー】が墓地に落ちる前に【スカーレットシャワー】をラルフに撃てば、バトル中に8000ダメージが当たることになるので、回避する術がない。即ち、青木プロのユニットを全滅させられるわけだが、ここでも浜田プロは【スカーレットシャワー】を使わず。【ラルフ】は生き残ってしまう。だが、敵軍エリアの【ゲルハーピー】が墓地に落ちたため、【ラッパ】の効果が誘発。青木プロのエネルギーゾーンの【スカラベ】【灼熱王】を対象に指定する。これで、もし青木プロが赤エネルギーを次のターン置かなければ、青木プロは赤エネルギーを使うことはできない。即ち、【灼熱王】が出せない。
しかし、青木プロも、さすがにそれは考えていたようで、13ターン目、自分のターンに入ってから、【ニトロ・カタパルト】をエネルギーに置く。そして、【灼熱王】を手札から出し、ベースを破棄して、中央エリアまで進んできていた【ラッパ】を踏みにかかる。浜田プロ、対応なく、【ラッパ】を失うことになってしまう。そして、【ラルフ】で再度スマッシュし、浜田プロをあと1スマッシュのところまで追い詰める。
今や、浜田プロのユニットは、【悪戯】【煉獄丸】しか残されていない。しかも、青木プロのユニットは【ラルフ】【灼熱王】が残っており、これらを対処しきるのは困難な状況である。となれば、あとは詰めきるしかない。プランを堀り、出てきた【迷い家】【悪戯】がいるラインにプレイしようとするが、青木プロはスタックで【Jr.】をベースを破棄してエネルギーZから出し、【悪戯】を踏みに来た。浜田プロ、黙ってこれを甘受。更にプランを堀るが、もはや詰める手段も青木プロの詰めを回避する手段もないと見ると、投了を宣言。1本目は青木プロの勝利で終わることとなった。

2本目

青木プロのデッキは「赤白ドラゴン・闘気コントロール」。浜田プロのデッキは「青赤灼熱王コントロール」。「赤白」の方は、使用者数こそ「緑赤ビート」や「青赤灼熱王」に及ばないが、今回の日本選手権のメタゲームに合致したデッキとして、一部では知られた存在だったようである。
浜田プロ、先攻を選択。
以下、奇数ターンが浜田プロ、偶数ターンが青木プロである。

1T:【海亀が旅立つ港】をエネに。放棄。
2T:【カタストロフ・ドラゴン】をエネに。放棄。
3T:【火焔車】をエネに。P作成→【タートルシップ.ソウル】。放棄。
4T:【トロイ・ホース】をエネに。P作成→【変形城砦タルト】。放棄。浜田プロ、【ペンギンチェーン】を2−5−8のラインにプレイ。放棄。
5T:【火焔車】をエネに。P作成→【灼熱王】。放棄。
6T:【タルト】をエネに。P作成→【閃光の魔炎スパーク】。PZの【スパーク】を2にプレイ。放棄。浜田プロ、【セーブ・ポイント】を3−6−9のラインにプレイ。放棄。
7T:【タートルシップソウル】をエネに。2−5−8のラインの【ペンギンチェーン】をフリーズさせ、P作成→【リサイクルセンター】。PZの【リサイクルセンター】を1−4−7のラインにプレイ。P作成→【三角海域】。放棄。
8T:【サイレント・マジョリティ】をエネに。P作成→【スカラベ】。放棄。
9T:【三角海域】をエネに。P作成→【蒼火星ハイドロパルス】。PZの【ハイドロパルス】を9にプレイ。P作成→【グレネード・シューター】。放棄。
10T:【スカラベ】をエネに。P作成→【マジョリティ】。放棄。
11T:【グレネードシューター】をエネに。P作成→【再改造手術】。PZの【再改造手術】プレイ。9の【ハイドロパルス】を6へ移動させる。放棄。6の【ハイドロパルス】でスマッシュ。

序盤、浜田プロは【セーブポイント】【ペンギンチェーン】【リサイクルセンター】をプレイし、【灼熱王】を出す準備を整える。9ターン目には、【ハイドロパルス】がプランよりめくれたので、【セーブポイント】ライン上にプレイ。
一方、青木プロは、プランから【スパーク】をプレイするのみ。動きが少ないのは、コストの大きいカードが多く投入されており、プランが成功しづらい、というのもあるだろう10ターン目、【マジョリティ】がめくれるが、先ほどまでと同様に更新することもせず、そのまま浜田プロに手を渡す。と、浜田プロは【ハイドロパルス】【マジョリティ】を落としにきた。確かに、【マジョリティ】は浜田プロにしてみれば、看過できないカードであろう。しかも、既に青木プロは【マジョリティ】を1枚エネルギーに置いているので、残る【マジョリティ】は1枚になる。実に合理的なスマッシュと言えそうだ。

12T:エネセットなし。P作成→【ソーラービーム・サテライト】。PZの【サテライト】を3−6−9のラインにプレイ。P作成→【登竜門】。PZの【登竜門】を2−5−8のラインにプレイ。放棄。
13T:【火焔車】をエネに。P作成→【タートルシップソウル】。放棄。
14T:【スパーク】をエネに。P作成→【マジョリティ】。放棄。浜田プロ、【灼熱王】を7にプレイ。青木プロ、【絨毯爆撃】をプレイ。対象は7の【灼熱王】。浜田プロ、スタックして1−4−7のラインの【リサイクルセンター】を破棄して【灼熱王】を4に置く。【絨毯爆撃】解決。青木プロ、【トロール流砲撃術】を2の【スパーク】をコストにプレイ。対象は4の【灼熱王】。4の【灼熱王】が墓地に置かれる。放棄。
15T:【ラム酒を一杯】をエネに。P作成→【ゲーム・オーバー】。放棄。青木プロ、【ペガサス.ポニー】を5にプレイ。5の【ポニー】が3−6−9のラインの【サテライト】の下に闘気カードとして置かれる。【ポニー】の効果誘発。6の【ハイドロパルス】がフリーズ状態になる。放棄。
16T:エネセットなし。放棄。浜田プロ、【ラム酒】をプレイ。P作成→【神竜の書】【マジョリティ】をプレイ。対象は浜田プロ。放棄。浜田プロ、【ハイドロパルス】を7にプレイ。放棄。
17T:【リサイクルセンター】をエネに。P作成→【セーブポイント】。PZの【セーブポイント】を1−4−7のラインにプレイ。7の【ハイドロパルス】を4へ移動させる。6の【ハイドロパルス】を3へ移動させる。放棄。3の【ハイドロパルス】でスマッシュ。

12ターン目、やっと青木プロもプランを成功させ、【サテライト】【登竜門】をプレイする。14ターン目、青木プロがプランを作成すると、現れたのは最後の【マジョリティ】。優先権放棄に対し、浜田プロ、【灼熱王】をプレイするが、【絨毯爆撃】【トロール流砲撃術】であっさりと撃退されてしまう。【セーブポイント】ライン上にプレイしなかったのが裏目に出たのかもしれない。
15ターン目、浜田プロはスマッシュで最後の【マジョリティ】を落とすことを試みるが、さすがにここは【ポニー】で止められる。そして、【マジョリティ】を手にした青木プロ、早速浜田プロを対象にプレイ。ここで【灼熱王】が1枚落ちることを確認する。これで残る【灼熱王】は1枚。だが、浜田プロは【ハイドロパルス】をもう1体プレイ。【灼熱王】がいなくなっても、攻め手がなくなったわけではないのだ。そして、先ほど中央エリアまで進めていた【ハイドロパルス】を敵軍エリアまで、今しがたプレイしたもう1体は中央エリアまで進め、スマッシュ。ここで、敵軍エリアまで進めた方だけでスマッシュするのが面白い。エネルギーを与えすぎては危険、という判断なのだろう。

18T:エネセットなし。P作成→【トロイホース】。PZの【トロイホース】を1−4−7のラインにプレイ。【神竜の書】プレイ。2に【ギャラクシー・ドラゴン】が結合して置かれる。【ギャラクシー・ドラゴン】の効果誘発。対象は3の【ハイドロパルス】。3−6−9のラインの【セーブポイント】の効果誘発。浜田プロ、3の【ハイドロパルス】を手札に戻さないことを選択。青木プロ、3−6−9のラインの【サテライト】を起動させる。対象は3−6−9のラインの【セーブポイント】。浜田プロ、スタックして【タートルシップソウル】をプレイ。対象は3の【ハイドロパルス】【サテライト】の効果解決。
2の【ギャラクシードラゴン】を3へ移動させる。浜田プロ、スタックして【電脳魔方陣】を3−6−9のラインにプレイ。【ギャラクシードラゴン】の移動解決。3の【ハイドロパルス】とバトル。3の【ハイドロパルス】【ギャラクシードラゴン】が墓地に置かれる。放棄。
19T:エネセットなし。P作成→【グレネードシューター】。PZの【グレネードシューター】を9にプレイ。P作成→【港】。4の【ハイドロパルス】を1へ移動させる。放棄。
20T:エネセットなし。P作成→【サテライト】。PZの【サテライト】を3−6−9のラインにプレイ。P作成→【エックスデイ・ドラゴン】。P更新→【スカラベ】。P更新→【トロール流砲撃術】。P更新→【スパーク】。PZの【スパーク】を5にプレイ。1−4−7のラインの【トロイホース】の下に闘気カードとして置かれる。【スパーク】の効果誘発。対象は9の【グレネードシューター】。放棄。

【ハイドロパルス】2体に攻められることになった青木プロ。さすがに、そろそろ対処しなければまずい。
18ターン目、自分のターンに入り、まずは【神竜の書】をプレイ。【ギャラクシードラゴン】を結合し、敵軍エリアまで進んできた【ハイドロパルス】の横に置く。効果の対象は敵軍エリアの【ハイドロパルス】【セーブポイント】ライン上にいるが、浜田プロは手札に戻さず。続いて、前から張ってあった【サテライト】でこの【セーブポイント】を割ることを宣言。このまま解決すれば、【ハイドロパルス】のパワーは3500になり、既に5000ダメージを与えられているので墓地に置かれてしまうが、浜田プロ、スタックして【タートルシップソウル】【ハイドロパルス】にプレイ。パワーを4000上昇させ、守りにいく。しかし、それでも、ベースがないのでパワーは7500止まり。そこで、青木プロ、結合してパワー8000になっている【ギャラクシードラゴン】で踏みにいく。これに対し浜田プロ、【電脳魔方陣】をプレイし直し、【ハイドロパルス】のパワーを9500に上げ、相討ちに持ち込む。ここで、【ギャラクシードラゴン】を横でなく中央エリアに進め、誘発効果で7000ダメージを与えれば、スタックでベースを張られても、先ほどの5000ダメージと合わせて10000ダメージが入ることになり、ハイドロパルスのパワーは9500しかないので倒せそうに思えるが、その場合は移動解決前に【ゲームオーバー】を使われ、大損をすることになるだろう。今回の場合、相討ちに持ち込めるため、浜田プロは【ゲームオーバー】の使用を見送ったと考えられる。
20ターン目、浜田プロはプランから【グレネードシューター】をプレイ。追加コストは勿論払わず。そして、もう1体残っている【ハイドロパルス】を敵軍エリアまで進めるが、スマッシュはせず。現在青木プロには3点のスマッシュを与えている。この状態ならば、バトルスペースにユニットは残っていなくても、【灼熱王】【ニトロカタパルト】を使用するだけで詰みに持ち込めるので、十分と見ているのか。
21ターン目、青木プロはプランから【サテライト】をプレイしてから、更にプランを掘り、【スパーク】を探しあて、中央投下。【グレネードシューター】を葬る。

21T:【港】をエネに。P作成→【三角海域】。放棄。
22T:【登竜門】をエネに。放棄。
23T:【三角海域】をエネに。P作成→【再改造手術】。放棄。青木プロ、【ギャラクシードラゴン】を1にプレイ。1の【ハイドロパルス】とバトル。青木プロ、バトル中、ダメージがスタックに乗る前に3−6−9のラインの【サテライト】起動。対象は1−4−7のラインの【セーブポイント】。浜田プロ、ダメージがスタックに乗る前に【ゲームオーバー】をプレイ。対象は1の【ギャラクシードラゴン】。バトル終了。【ギャラクシードラゴン】の効果誘発。対象は0枚を選択。放棄。
24T:エネセットなし。放棄。浜田プロ、【港】を1−4−7のラインにプレイ。青木プロ、スタックして【ギャラクシードラゴン】を1にプレイ。浜田プロ、スタックして【セーブポイント】を1−4−7のラインにプレイ。青木プロ、スタックして1−4−7のラインの【トロイホース】を起動。対象は1の【ハイドロパルス】【港】のプレイまで解決。ルールエフェクトにより【港】が墓地に置かれる。放棄。
25T:【三角海域】をエネに。P作成→【再改造手術】。PZの【再改造手術】プレイ。浜田プロ、投了により青木プロ勝利。

21ターン目、22ターン目はお互い動きなく。
23ターン目、浜田プロが【再改造手術】をプランからプレイすると、好機とみたか、青木プロ、【ギャラクシードラゴン】【ハイドロパルス】の上にプレイ。バトル中に【サテライト】【ハイドロパルス】がいるラインの【セーブポイント】を割るが、ここで浜田プロは虎の子【ゲームオーバー】を使用し、【ハイドロパルス】を守る。青木プロ、再度自分のターンに入ってから、【ギャラクシードラゴン】をプレイするが、浜田プロはスタックで【セーブポイント】を張りなおす。すると、青木プロは更にスタックで【トロイホース】を起動し、【ハイドロパルス】を除去する。だが、この応酬により、青木プロはリリース状態のエネルギーを全て失う。つまり、防御ができない状態、ということである。
このチャンスを浜田プロが逃すはずがない。【カタパルト】【灼熱王】で勝負を決めるのかと思いきや、浜田プロはまずプランを作成。どうやら、どちらかが手札にないらしい。プランに現れたのは【再改造手術】。浜田プロの残りデッキはプランゾーンの【再改造手術】を含めて4枚なので、最後の1枚がキーカードでなければ、勝利を掴むことができる。最後の1枚でなければ。
浜田プロ、【再改造手術】をプレイ。ドローした後に、投了を宣言。

なんたることか。求めていた【カタパルト】は、山札の最後に眠ってしまっていたのである。
これまで筆者は、勝負を決めるのは運のみではないと、ずっと書いてきたが、極限まで努力した者同士の勝敗を分けるのは、やはりわずかな運の差なのかもしれない。




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