第二回 ツアートライアル関東大会レポート後編

第二回となる今回は、前回に引き続きツアートライアル関東にて日本選手権2008秋本選の権利を獲得したデッキの中から、D-0中の人が「これは」と感じたデッキを紹介します。これから開催されるツアートライアルや、ショップトライアル後期、ショップファイナルなど、この環境での大会は始まったばかりです。ツアートライアルでベスト8に入ったデッキだけではなく、上位に入った他のデッキも知ることは勝利への大きな足がかりになるだけではなく、新しくデッキを組んでみようと考えた際の参考にもなること間違いなし。必見のコラムとなっています。
なお、前回同様、デッキ使用者の方にインタビューしたわけではなく、中の人の独断と偏見に基づいたデッキ紹介となりますので、ご注意ください。


<注目デッキ紹介>

まずはデッキレシピですが、以下のようになります。

弾数 カードNo カード名称 枚数
メインデッキ
■赤 ユニット
I-4 007 ステルス・スナイパー 3
II-1 025 カオスヘッド・ドラゴン 2
II-3 013 破壊竜ジーガンパオ 1
III-1 018 エックスデイ・ドラゴン 2
III-2 010 魔甲ドーザー土竜 1
III-4 010 カタストロフ・ドラゴン 3
■青 ユニット
II-1 105 ギガント・エイリアン 1
II-3 053 深淵竜エメラルドティアー 1
■白 ユニット
III-4 052 機械竜エスティタート 2
■緑 ユニット
I-2 083 変幻獣バブルツリー 3
II-3 093 妖精竜スターフルーツ 3
II-4 081 変幻獣バブルドラゴン 3
III-1 121 変幻獣バブルチャイルド 3
■緑 ベース
I-3 095 バイオ・ブラスター 2
■緑 ストラテジー
I-1 194 生命を育む未来 3
I-4 099 老衰遺伝子 2
II-1 194 幸せはすぐ近くにある 3
■緑赤 ユニット
III-1 196 ファンシーカット・ペリドット 2
合計枚数 40

サイドデッキ
■赤 ユニット
II-1 025 カオスヘッド・ドラゴン 1
III-1 018 エックスデイ・ドラゴン 1
III-2 010 魔甲ドーザー土竜 1
■赤 ストラテジー
II-1 035 ドラゴン・ブレス 3
II-3 020 破壊竜のたうつ 1
■黒 ユニット
I-1 063 ギガンティック・スカルドラゴン 1
■青 ユニット
II-3 053 深淵竜エメラルドティアー 1
■白 ユニット
III-1 108 デスブリンガー・エンジェル 1
合計枚数 10


前回紹介した下山プロ同様に7勝3敗となり、19位にて本選権利を獲得した吉田匡希プロのデッキになります。基本となるのは往年のスターフルーツデッキとなり、今でも充分にその強さが通用することを示した結果とも言えますが、このデッキには変幻獣バブルツリーを利用したエネルギー加速システムが積まれているのが大きな違いとなります。この変幻獣バブルツリーのプランゾーン効果によるエネルギー加速は、ゲルボックルデッキやアメーバデッキの根幹を成すと言っても過言ではない部分であり、それを見事にスターフルーツデッキに組み込んだ形です。また、妖精竜スターフルーツから機械竜エスティタートや破壊竜ジーガンパオ、深淵竜エメラルドティアーなど、状況に応じたユニットを出すことで対応力を上げているほか、カタストロフ・ドラゴンやエックスデイ・ドラゴンなどプレイした時に強いユニットも投入することで、妖精竜スターフルーツだけに頼るわけではないデッキ構成となっています。
もちろん、場合によってはそれらプレイしなければ能力を発揮しないユニットを妖精竜スターフルーツから出すことも可能です。その場合には、スマッシュが2ありパワーも高いユニットとして、最高のパフォーマンスを見せることはないとはいえ充分な活躍をしてくれることでしょう。また、こちらのデッキでも下山プロのデッキ同様に魔甲ドーザー土竜が採用されています。このデッキだと魔甲ドーザー土竜プレイ後にバイオ・ブラスターが使えるだけのエネルギーが残るのにも注目です。
このデッキは、スターフルーツデッキとゲルボックルデッキという従来から存在する2デッキを元に、新たなる形へと進化させたデッキです。温故知新。エネルギーゾーンからユニットを出すことができるという、妖精竜スターフルーツの能力を上手く生かした形となります。古いデッキタイプや独特な効果を持つカードを知り新しい環境を見つめれば、そこに新しいデッキが見えてくるのかもしれません。



文責:D-0中の人 村瀬



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