第五回 ツアートライアル東北北陸大会レポート

第五回となる今回は、東北北陸大会の注目デッキを紹介します。新幹線の遅れのために東北・関東からの遠征者が難しくなってしまい、少数での大会となってしまった本大会。しかし、レベルが低かったわけでは決してありません。車を駆使したプレイヤーや前日入りをしていたプレイヤーなどは参加できたこともあり、グランプリ2優勝の富田プロ、日本選手権やグランプリで決勝トーナメントに進出経験のある岩崎プロ、浜田プロ、田島プロなど、名立たる強豪が参加した密度の濃い大会でした。
なお、前回同様、デッキ使用者の方にインタビューしたわけではなく、中の人の独断と偏見に基づいたデッキ紹介となりますので、ご注意ください。


<ツアートライアル東北北陸前夜祭レポート>

ツアートライアル東北北陸前日となる9月27日(土)、前夜祭の前に、ジャッジの古田島さん(ターパンさん)主催のジャッジファイナルにお邪魔しました。こちらの大会の参加人数は定員いっぱいの16名。更に大会終了前直前には関東勢のプレイヤーが応援に駆けつけ、会場には20人以上が集まる大盛況の大会となりました。
場所をCards of Paradise桜木店様のデュエルスペースへと移して、ツアートライアル東北北陸大会前夜祭を開催しました。
こちらには更に多くの人が集まり、24名(中の人と創造神除く)もの人が集まり大盛況に。本選の約半分もの人が参加しており、翌日に控えた本選を前に終始和やかに大会が行なわれ、交流の場となったようです。
恒例のスタッフガンスリンガーですが、お店様いっぱいのお客様にいらしていただいたこともありガンスリンガー形式ではなく、ランブル形式で開催しました。結果は、ゲームデザイナーであり、創造神とも言える中村さんは6勝2敗。村瀬は3勝0敗と中の人の面目を保つことが出来ました。なお、メルマガ中の人は、精進して次は巻き返しを図るそうです。
次のツアートライアル前夜祭は、10月4日(土)にアニブロゲーマーズ札幌店様にて開催されます。凱旋気分で訪れる村瀬を眺めるもよし、他のディメンション・ゼロプレイヤーとの交流を深めるもよし。もちろんカードゲームのイベントが初めての人も大歓迎です。ディメンション・ゼロが好きな人の集まる非常にフランクなイベントですので、皆で翌日の大会に向けておおいに盛り上がりましょう。


<注目デッキ紹介>

まずはデッキレシピですが、以下のようになります。

弾数 カードNo カード名称 枚数
メインデッキ
■赤 ユニット
I-4 007 ステルス・スナイパー 3
III-1 018 エックスデイ・ドラゴン 3
III-4 008 ファイア・ドラゴン 3
III-4 010 カタストロフ・ドラゴン 3
■赤 ベース
I-4 015 マントルを漂う遺跡 2
■赤 ストラテジー
I-1 035 ドラゴン・ブレス 2
I-3 020 絨毯爆撃 3
II-2 019 ニトロ・カタパルト 1
■黒 ユニット
I-4 027 イビルアイ・ドライバー 3
II-1 041 殺意の魔煙キラー 2
III-2 020 メロー・カード 3
■黒 ストラテジー
I-1 071 毒蛇のひと噛み 2
I-4 037 絶望の連鎖 2
II-1 072 石化の呪法 2
II-1 074 失恋の痛み 3
III-3 028 ノーライフ・アーミー 3
合計枚数 40

サイドデッキ
■赤 ストラテジー
II-2 019 ニトロ・カタパルト 2
III-3 013 王者の証 1
■黒 ユニット
II-2 024 ザ・ハーブス 3
■黒 ストラテジー
I-4 037 絶望の連鎖 1
■赤黒 ベース
III-4 075 アサルト・フォートレス 3
合計枚数 10


ツアートライアル中部大会にて5位入賞を果たした奈良さんのデッキになります。赤黒のドラゴンデッキです。「ファイア・ドラゴン」「エックスデイ・ドラゴン」「カタストロフ・ドラゴン」の3種のドラゴンで相手を焼き尽くします。このデッキの特徴は、徹底的にカードの役割を明確化しているところでしょう。赤緑ラッパデッキやラルフデッキで使用される低コストユニットに対して、「毒蛇のひと噛み」「石化の呪法」「殺意の魔煙キラー」。赤緑ラッパデッキの中核を担う共鳴持ちのユニットに対して「ノーライフ・アーミー」。ラルフデッキやエビデッキ、ブレマスデッキに対して「メロー・カード」と徹底した対策をしたうえで、除去も兼ねられる各種ドラゴンで盤面を制圧します。また、サイドにはコントロール対策として、「ザ・ハーブス」「アサルト・フォートレス」のコンボでハンデスを大量に仕掛けられるようになっています。
最終兵器であるドラゴンにしても効果は多彩です。モンスター・コレクションTCGから現れた小型ユニットをどれだけぶつけられても倒されることのない「ファイア・ドラゴン」、ビートが展開したユニットを根こそぎ壊滅させる「エックスデイ・ドラゴン」、どんな強力なユニットも一撃で倒せる「カタストロフ・ドラゴン」。多種多様なドラゴンを状況に応じて使い分けることで、攻防一体の働きをさせます。
対戦相手のデッキに応じて使えるカードと使えないカードがはっきりと分かれる構成となっていますが、その分使えるカードが大活躍するようになっています。もちろん、ただ刺さりそうなカードを積めば良いというものではありません。本来であれば「真夜中のダンスパーティー」を積みたいところですが色バランスを考えて「絨毯爆撃」を積むなど、しっかりと調整された印象を受けます。
汎用性よりも一点突破を目指したうえでしっかりと考えられたデッキ構築となっているのではないでしょうか。



文責:D-0中の人 村瀬



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