第七回 ツアートライアル九州沖縄大会レポート

第七回となる今回は、九州沖縄大会の注目デッキを紹介します。関東大会から始まり約2ヶ月に渡って開催されてきたツアートライアルもいよいよ最終週。各地での大会を経て様々なデッキの研究が進んでいく中、独特の盛り上がりを見せる九州での大会では、自分のこだわりデッキを実戦レベルまで昇華させたデッキから、メタの中心にあるデッキを磨き上げたデッキまで様々なデッキが乱立する大会となりました。そんな今大会からは、こだわりのデッキを片手に大会に乗り込んだ西川さんのデッキをご紹介します。惜しくも最終戦で2敗してしまったために権利獲得こそなりませんでしたが、異様な存在感を示したデッキとなります。
なお、前回同様、デッキ使用者の方にインタビューしたわけではなく、中の人の独断と偏見に基づいたデッキ紹介となりますので、ご注意ください。


<ツアートライアル九州沖縄前夜祭レポート>

ツアートライアル九州沖縄の前日となる10月17日(金)、G-PROJECT様のデュエルスペースをお借りして、ツアートライアル九州沖縄前夜祭を開催しました。ちょうど学校がテスト期間中だったことや平日開催となってしまったこともありましたがそれでも、D-0にどっぷりはまっている人から、久しぶりにD-0に触れるという人まで10名(中の人除く)ほどの人が参加して、終始和やかなムードの中、ディメンション・ゼロを楽しみました。
そして、D-0中の人村瀬によるスタッフガンスリンガー大会ですが、赤黒ドラゴンの前に苦戦の連続で2勝4敗と負け越す結果となってしまい、リベンジを胸に誓って会場を後にすることとなりました。


<注目デッキ紹介>

まずはデッキレシピですが、以下のようになります。

弾数 カードNo カード名称 枚数
メインデッキ
■黒 ユニット
III-2 021 イビルアイ・クライマー 3
III-2 020 メロー・カード 1
III-3 015 怨念の魔煙グラッジ 3
■黒 ストラテジー
I-1 074 失恋の痛み 3
I-1 080 冥界の門 3
II-1 080 黒き冥王の門 3
■青 ユニット
III-2 037 マリントップガン 3
■青 ストラテジー
I-2 056 バードマン・ソウル 3
■緑 ユニット
III-1 124 スカラベマスター 3
III-2 068 カオスビースト・バジリスク 3
III-3 059 ツリートップワンダー 3
■緑 ベース
III-1 140 精霊の迷い家 1
III-3 068 花咲く結界 3
■緑 ストラテジー
I-3 096 小さくて大きな力 3
II-1 200 緑の獣王の門 1
■白緑 ユニット
III-4 092 ロサ・ランブラー 1
合計枚数 40

サイドデッキ
■黒 ユニット
III-2 020 メロー・カード 2
■黒 ストラテジー
II-1 072 石化の呪法 3
■白 ユニット
II-1 125 犬闘士シバ 3
■白緑 ユニット
III-4 092 ロサ・ランブラー 2
合計枚数 10


ツアートライアル九州沖縄大会にて西川さんが使用したデッキになります。
黒青緑の進撃デッキです。「ツリートップワンダー」で味方ユニット全てに進撃を与え、「イビルアイ・クライマー」「マリントップガン」「カオスビースト・バジリスク」の3種の進撃強化ユニットで強化します。しかも、「ツリートップワンダー」で与えられた緑1コストの進撃を使えば、それぞれの進撃強化ユニットの各種効果を得ることもできます。
一見、そんなに上手く行くのか疑問に思えるかもしれませんが、「怨念の魔煙グラッジ」が見事な潤滑油になっています。0コストで移動するだけで共鳴が有効になり各種進撃強化ユニットを2コストでプレイできるようになるほか、「冥界の門」「黒き冥王の門」などから低コストで出てきていきなり敵を踏み倒すなど、様々な活躍をします。
例えばうっかり各種進撃強化ユニットが1体ずつと「ツリートップワンダー」がいる時に、「怨念の魔煙グラッジ」が進撃を使って緑1コストで移動した場合、ユニット1体のパワーを-3000して、ユニット1体のパワーを+3000したうえで、カードを1枚引きます。しかも、「怨念の魔煙グラッジ」自身のパワーも各種進撃強化ユニットの効果で+6000され、パワー10000になっています。それだけでもどうしていいか分からないくらいの事態になっていますが、さらに当然ながら各種進撃強化ユニットもパワーを+6000されていますので、とりあえず進撃強化ユニットから倒すというわけにも行きません。
それはできすぎにしても、進撃強化ユニットと「ツリートップワンダー」が揃うだけで、簡単に味方ユニットのサイズを引き上げることができるため、想像以上にこのデッキのポテンシャルは高いです。「ラッパ・ドリアード」対策として「ノーライフ・アーミー」が採用されることも多々ある環境で、そのあおりを受けるこのデッキがきっちり結果を残していることがその証拠とも言えるのではないでしょうか。
一旦、展開してしまえばカエルデッキともパワーで渡り合えるこのデッキ。本大会では、4代目赤王陛下が華麗に操る「ヌーベル・ロマネ」と、お互いのユニットのパワーが10000を越えるという超獣決戦を繰り広げておりました。



文責:D-0中の人 村瀬



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