オープングランプリ広島大会レポート/注目デッキ

今回は、III-2「戦士たちの共鳴」が使用できない環境では最後の大会となったオープングランプリ広島で活躍したデッキを紹介します。もう、同じ環境での大会は終わったとはいえ、新しい環境でデッキを組む際の参考になることは間違いありません。過去のデッキと切り捨てずに顧みる人こそが、新弾環境でも勝ち抜いていけるのではないでしょうか。

<注目デッキ/白単ファッティデッキ>

まずはデッキレシピですが、こちらになります。

緑系ビートとコロボックルデッキが上位を占める中、5位に見事食い込んだデッキになります。
グランプリ-7-ツアー東北大会においても、白単デッキが優勝という好成績を修めていますが、あちらのデッキが軽量ユニット中心のビートダウンデッキだったのに対して、こちらのデッキは重量級ユニットと軽コストストラテジーを中心とした全く別物のデッキとなります。
徹底的に低コストユニットを排除しており、なんと3コスト以下のユニットはストラテジー的な使い方をするペガサス・ポニーしか入っていません。そのため、序盤のプランからユニットを展開することはほぼ不可能ですので、序盤はプランからユニット以外を整えていくことになります。天使たちが踊る針とソーラービーム・サテライトのベースを貼ることはもちろんのこと、機械竜輝くをプラン更新から墓地に落としておくことも、闘気をつける手段が豊富なこのデッキでは中盤以降に大きな意味を持ってきます。
また、重いユニットが多いこともあり、非常にパワーが高くなっています。そのため、中盤以降に展開したユニットは相手のユニットにあっさりと踏み潰されてしまうことは少ないうえに、犬闘士ブル・マスティフや機械竜グラシアなどをバランスよく投入することで、味方ユニットの展開の補助や展開されたユニットの補助などを上手く行えるうえに自身も倒されにくい大型の補助ユニットを上手く活用します。もちろん、大型ユニットが多いため出した時に隙ができやすくなってしまいますが、その隙は低コストストラテジーやペガサス・ポニーで防ぎます。

そうやって、序盤から中盤にかけてはひたすら耐えながら強力なユニットを展開していき、パワーで相手ユニットを圧倒したらいよいよ反撃開始です。高パワーユニットでたたみ掛けながら、場合によっては自分の犬闘士ボクサーに機械竜輝くを使用したりして、常に盤面で圧倒して押し潰します。
このデッキでは、ステルス・スナイパーやイビルアイ・ドライバーなどもいないために1対2交換することが難しくハンドアドバンテージをとることは非常に困難です。そのため、低コストストラテジーなどを使って高コストユニットを倒したり、機械竜輝くを使いまわしてスマッシュを抑えたりすることで、テンポアドバンテージやボードアドバンテージを得ていきます。
優秀な低コストストラテジーと対象にならなくする手段の豊富な白という色の特徴を上手く活かしたデッキなのではないでしょうか。

文責:D-0中の人 村瀬




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