プロプレイヤーコラム 日本選手権2006 優勝者 今井亮太さん
過去最大の参加者、初の2デッキ制で行なわれたディメンション・ゼロのみならず国内のトレーディングカードにて最高峰の賞金金額を誇る日本選手権を制した実力者。
若干19歳ながら、卓越したプレイング、素早い判断能力で、本選スイスラウンドを2位通過。2週後に行なわれた決勝トーナメントでは強豪ひしめく12名での決勝トーナメントにて、尋常ならざるプレッシャーに耐えて、勝利を重ね見事栄冠を手に入れた。
不遜なキャラクターからにじみ出る力量はそれが決してブラフではないことを証明している。
日本選手権 優勝者
今井亮太さん

カードレビューNo.01  II-1 003 夜を照らす灯チュプ
今回、2コストでパワー1500と少し小さい代わりに新能力の呼声を持ったユニットが各色に2種類ずつ計10種類登場しました。ディメンション・ゼロは基本的にエネルギーが多い方が有利にゲームを進めることができるので、エネルギーをサポート してくれる
それらのユニットは優秀です。中でも赤で呼声−赤/緑をもつ「夜を照らす灯チュプ」はロストウイニーに入れることによってさらなる展開力を産むでしょう。
テクニックとしてはこのカードの移動に対応して能力を使いユニットをプレイすると移動が解決したときにリリース状態になるので無色ですが1エネルギー得することができます。
呼声を持つユニットは2色デッキのなら最大12枚まで入れることが可能ですが、いくら強いからといって入れすぎると「ウンバ・ウンバ」や「兎娘キューティー・バニー」が勢い良く走ってきたり、メタ次第では「ドラゴンブレス」がとんでくることもあるので注意が必要です。


カードレビューNo.02  II-1 045 琥珀童子
GP2や先の日本選手権で使われていた黒単で活躍している「夢見る人形エリザベス」というユニットは、「象砲手バルカン」などの4コスト以下のユニットの前で2エネルギー残しながらゆうゆうとスマッシュを行ってくるというやっかいなユニットでした。
「琥珀童子」はその生まれ変わりと言ってもいいでしょう。サイズはそのままなのですが、使用コストが黒黒から黒1無色1になり、効果の対象が「同じラインの4コスト以下のユニット」から「隣接する4コスト以下のユニット」へと変化しています。
相手のユニットに横から踏まれてしまうというリスクが無くなった代わりに「ノヴァ・コマンド」や「サキュバスの吐息」などの軽い単体除去に隣接するための移動のスタックで除去されてしまい、移動に支払ったエネルギーを損してしまうというリスクがついてしまいました。この二つを見比べると「琥珀童子」の方が若干劣る気もしますが、第2弾で新しく加わった呼声の能力を持つユニットと共存する場合は黒1無色1というコストが大きなメリットとなるため今後「夢見る人形エリザベス」より優先してデッキに加わる、という可能性もあるのではないでしょうか。


カードレビューNo.03  II-1 089 サンダージャッカル
クイックタイミングでユニットを移動させることができるのが「サンダージャッカル」です。
このカードは自分のユニットの上にプレイされる相手のユニットの攻撃から逃げることができ、さらに上手く使えばそのまま別の相手のユニットに攻撃することが可能です。
「経済戦争」や「ドラゴンの洞窟」などの対象のスクエアやラインをとっているストラテジーやベースからもユニットを守ることもできます。
また、「大巨人コスモクエイク」や「カオスヘッド・ドラゴン」などの使用コストが大きく、移動したらとても強い効果があらわれるユニットを対戦相手がそれより大きなユニットでふみに来たときにこのカードでかわしながら効果を出せたのならば対戦相手はエネルギー計算が全体的にずれ、そこからゲームの流れがあなたに傾く、ということも少なくないでしょう。バトル、効果、除去回避、といろいろな場面で役に立つ、それがこの「サンダージャッカル」というカードだと私は思います。みなさん是非使ってみてください。


カードレビューNo.04  II-1 136 サウンドマスター・エンジェル
白は黒に非常に相性が悪くファーストセンチュリーではあまり活躍することができませんでした。しかしこれからは「ローリング・ソーンズ」や「スパイク・ガールズ」といった黒の主要ユニットの効果で手札を捨てさせられても「サウンドマスター・エンジェル」ならプレイすることができます。あまりに突然なユニットの出現にあなたの対戦相手は対処にてこずり、次のあなたのターンでサイズの小さい黒のユニットを一掃することもできるでしょう。また対戦相手がデッキが黒でなかったとしても先攻であれば2ターン目に呼声ユニット、3ターン目にこのカードという回りが期待できます。さらにパワーが7000と高めなため「ステルス・スナイパー」や「象砲手バルカン」といった強力なカード達に対しても耐性があります。しかし、場に出ていている状態のときでも自分の方が手札が少なければ使用コストが4になってしまうため「イビルアイ・ドライバー」や「濃霧の魔氷フォッグ」といったカードの餌食となってしまいます。このようなことや後攻の時の場合はエネルギーが軽くならない可能性があるといったデメリットは存在しますが、それを差し引いても「サウンドマスター・エンジェル」にはこれからの白を引っ張っていく力があるのではないでしょうか。


カードレビューNo.05  II-1 176 妖魔の勇者
「カオスビースト・ゲンブ」、「カオスビースト・ブレーメン」、「ヤマブシドリアード」に続く緑の5コストのレアが今回も登場しました!その名も「妖魔の勇者」です。今までの妖魔と言えば「加速」というイメージでしたが、今回発売された第2弾の妖魔はそんな生易しく簡単な効果ではありません。この「妖魔の勇者」を相手の
ユニットが中央エリアにくるのに対応し、自軍エリアにプレイすると、なんと一気に3枚ものエネルギーを2ターンの間拘束することができてしまうのです。例えば、不用意に相手ユニットが中央エリアに前進してこようものならば、スタックで「妖魔の勇者」をプレイし、相手の追撃やソウル系に残しておいたエネルギーを根こそぎ奪い去りあなたのターンでのバトルをとても有利に進ませることができるでしょう。また次の相手のターンの3エネルギーをうばっているため、あなたが自分のターンで3点スマッシュを与えたとしても、スマッシュをもらっていない状態と同じ分のエネルギーしかないため相手はあなたのユニットをすべて迎撃するのはとても苦労することでしょう。これからの時代、相手の使っている色が緑で、なおかつ5エネルギー残ってる場合は前進には細心の注意を!




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