プロプレイヤーコラム グランプリ-2- 優勝者 富田健さん
グランプリ-1-では第7位、そしてグランプリ-2-では見事優勝を果たしたチャンピオン。二大会連続でベスト8入りしたのは富田さんのみ。
ルドルフファーザーが跳梁跋扈するグランプリ-2-において、非常に扱いの難しい幽鬼の谷と赤の火力で構成されたデッキで次々と盤面に現れる大型ユニットを、登場する端から焼いていく様に誰もが息を呑んだ実力者。
ディメンション・ゼロ グランプリ-2-
優勝者 富田健さん


カードレビューNo.01  I-3 001 ブロンズキッド・ドラゴン
 このカードの特徴はなんといっても相手の墓地にあるユニットをゲームから取り除くことができるという点でしょう。このカードが出ているだけで、真夜中の狩人ミュラーを初めとするユニット回収型のヴァンパイアや冥界の門や幻影王ルドルフなどの墓地からユニットを場に出す効果を無効化することができます。さらにパンプアップ能力のおかげでサキュバスの吐息に対しての耐性があることも強みとなっています。

 このように対黒カードとして優秀なブロンズキッド・ドラゴンですが、純粋に2コストでパワー2000スマッシュ1というウィニーユニットとしての性能も申し分ないため、黒以外のデッキと戦う際にも十分な活躍が期待できます。墓地回収系のデッキと戦う時には自軍エリアでちまちま相手の墓地を削り、それ以外のデッキと戦う時にはパンプアップでたまに3000ユニットを踏んだりもできるウィニーユニットとして活躍してくれるでしょう。


カードレビューNo.02  I-3 019 立ち向かう勇気
 スマッシュとパワーの両方を増やしてくれる補助カード。このカードが最も光る場面は、相手にユニットを投げられた時に自分のユニットを守りつつスマッシュを増やして相手の計算を狂わせることが出来る時です。相手の手札が1枚だったり、エネル
ギーを全て使い切って迎撃してきた時などですね。さらにスマッシュが増える効果によって4スマッシュまで与えれば、1スマッシュのユニットでもこのカードとの組み合わせで3スマッシュ与えることができるため、相手に隙があればいつでも倒せるようになりました。
 これによって相手は今までは1回迎撃できるだけのエネルギーや手札を持っていれば良かった場面で、2回以上迎撃できるだけのコストを残しておかなければならなくなりました。この迎撃用のコストを相手に残させることによって、序盤に得たアドバンテージを逆転させにくくする効果もあります。


カードレビューNo.03  I-3 042 モンスター・モスキート
 移動コストが無1のウィニーユニット。このカードは出したターン以降も生き残り、スマッシュ1を持つユニットの中では初めて移動コストが無1となったカードです。このカードの使いどころとしてまず考えられるのが、青緑歌劇場デッキがソーサレッグペガサスに対策として使うことです。総エネルギーでは勝っているのに色エネルギーが足りないため、ペガサスを追いきれずにそのままペガサスに押し切られてしまうことが歌劇場デッキの良くある負けパターンの一つです。このカードは受けたスマッシュを利用して移動できるため、ペガサスを追いつつ別のカードに対処するための色エネルギーを温存することができます。
  もう1つの使い方として考えられるのがタッチ青に入れるというものです。タッチとして使う色は移動コストを払いにくいことが一番のデメリットでしたが、このカードはそのデメリットの影響を受けません。そのためデッキの色バランスを整えるのに適しています。効果は地味ですが今後化けることを期待しているカードの一つです。


カードレビューNo.04  I-3 078 エンジェル・ボイス
 使った時にエネルギーに行き、破壊されないエネルギーとなる選ばれし勇者。大巨人クレーター・メーカーが制限カードとして復活した今、重要になるエネルギーゾーン効果を持ったカード。このカードは使った後にエネルギーゾーンに行くため、誕生の宴と同じような使い方もできます。そのため、手札が1枚の時に手札破壊に対応して使っておけば無駄になりません。決まった時の効果は大きいものの、手札破壊に弱かった選ばれし勇者の欠点が改善されています。絨毯爆撃などのようにコストの指定もないので比較的序盤にエネルギーブーストとしても使えるでしょう。
 序盤に引いて来た時はエネルギーブーストとしての効果に期待しつつ、終盤のここぞという場面では対象にならないという効果を利用するという一枚で二度おいしいカードとなっています。


カードレビューNo.05  I-3 096 小さくて大きな力
 プランから出た時にほぼ無条件で1エネルギーが回復する、緑版バードマンソウルとも言えるカード。プランからのインパクトはバードマンソウルに劣りますが、手札に来た時にも十分に効果を発揮することができます。
 いままでの緑の最大の弱点は小回りがきかないことでした。このカードが手札にあれば、中盤に残り5エネルギーのプランで戦虎タイガーアイが出てしまった時にエネルギーを起こしてちゃっかり場に出したり、終盤に象砲手バルカンが一歩余分に動いて7点目のスマッシュを与えたりすることができます。また、いままでの緑は1エネルギーでプレイできるカードはシャボン玉のフェアリーとケイオス・トラップしかなかったため、1エネルギーしか残さずに相手にターンを渡してしまうと、好きなように動かれてしまいました。今後はこのカードでエネルギーを起こし、カオスビースト・スキュラや密林の孤城をプレイすることができるようになるため、1エネルギーが相手に与えるプレッシャーが大きくなったことも見逃せません。




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