GPX3予選突破デッキ簡易解説
使用デッキ種類 使用数 使用率
トロールヴァレー 19   22.4%  
黒単ビート系 21   24.7%  
 (タッチ白) (3)   3.5%
黒単コントロール系 5   5.9%  
 (幽鬼の谷) (2)   2.4%
 (ルドルフ) (3)   3.5%
緑単 7   8.2%  
緑黒 5   5.9%  
ルドルフゲート 3 3.5%  
緑赤 10   11.8%  
 (フェアリー) (3)   3.5%
 (コロボックル) (3)   3.5%
赤単ビート系 7   8.2%  
青緑オペラハウス 2   2.4%  
白単 2   2.4%  
その他 4   4.7%  
  85   100.0%  
(DPAオフィシャルHP 7/7現在より集計)
※バードマンソウルは色としてカウントしていません

デッキタイプ解説
・黒単ビート系
 軽量のユニットを中心に、プランからユニットを展開、ビートダウンして勝利します。優秀な手札破壊、除去、墓地回収などのカードが集まっており、総合力ではトップと言えるでしょう。
 3弾環境では、全体的にユニットの軽量化が進んだため、4500以下のユニットを一方的に踏み潰せる「イビルアイ・サージェント」の採用が目立ちました。プランからユニットを展開する「黒単ビート」にとって、ノーマルユニットであるデメリットは薄く、パワー5000の2コスト移動であることの方が重要でした。また「罪人の魔煙クライム」と違ってバトル後も生き残り、スマッシュできることもポイントです。
 また、亜種として、タッチ白、タッチ緑、タッチ青のデッキがそれぞれ予選を突破していましたが、中でも、「神々の雷」を搭載し「幽鬼の谷」対策を施したタッチ白デッキは、要注目のデッキでしょう。

・黒単コントロール系
 ビート系の方が多いものの、コントロール系の黒単も健在です。「幽鬼の谷」型と「ルドルフ」型がそれぞれ予選を突破しています。
 ビート系に比べて数が少ないのは、やはり3弾で登場した墓地焼きドラゴンの影響でしょうか? たった1エネルギー余らせておくだけで、「冥界の門」も「幻影王ルドルフ」の能力も封じ込めてしまうドラゴンは、黒単にとって相当なプレッシャーと言えるでしょう。

・トロール・ヴァレー
 GPX2を制した「幽鬼の谷」を用いた除去コントロールはもちろん健在。ほぼ同じようなデッキ構成ですが、赤のユニットに墓地焼きドラゴンを採用したり、ストラテジーを若干入れ替えたりと、それぞれのデッキに工夫のあとが見られます。
 デッキの動かし方などはGPX2の中村聡氏のレポートをご参照ください。

・緑単
 「バルカン」を始めとする優秀なユニットを多数抱える緑単もあなどれない存在です。「密林の孤城」による圧倒的なパワーを背景に、ごり押しで攻め込んで勝利します。
 制限になった「クレーター・メーカー」と3弾の新戦力「小さくて大きな力」により、さらに爆発力を増したデッキといえるでしょう。

・緑赤
 もともとパワーのあった緑に、墓地焼きドラゴンを搭載したデッキです。
 一口に緑赤と言ってもそのデッキは千差万別。相性の良い「コロボックル」や「フェアリー」で種族をまとめたデッキも複数突破しています。
 工夫次第でまだまだ進化を遂げる可能性のあるデッキタイプと言えるでしょう。

・緑黒ビート
 純粋なカードパワーで他の色を圧倒してきた2色の組み合わせ。
 現在の主流は、主に緑の優秀ユニットによるビートダウンを黒のカードでサポートするタイプのようです。
 手札破壊や「冥界の門」で、どうしても甘くなる最後の詰めを鋭くしています。

・ルドルフゲート
 GPX2で猛威を振るった「ルドルフゲート」は、墓地焼きドラゴンと天敵「トロール・ヴァレー」の前に、予選突破数はわずか3件。ですが、四面楚歌の現状で3件の突破者がいること自体、デッキのポテンシャルの高さを示しているのかもしれません。

・赤単
 1弾環境では見向きもされなかった赤単色デッキが、墓地焼きドラゴンを得て強力にアピール。小型ユニットを展開し、「ノヴァ・コマンド」や「全軍突撃」で相手ユニットをなぎ払い、速攻ユニットで決めるデッキです。
 ユニットの移動など、非常に細かいプレイングの要求されるデッキであり、玄人向けの選択かもしれません。
 タッチ黒デッキも含め、注意すべき存在と言えるでしょう。

・青緑オペラハウス
 なんといっても「水底の歌劇場」は強力なカード。「シャドー・ソウル」の登場で厳しくなったとはいえ、十分に強力なデッキタイプのひとつと言えるでしょう。

・白単
 一部では3弾最強のカードと言われる「水晶砦の魔女」を得た白ですが、ユニット対策カードを持たない性質上、厳しい戦いを強いられているようです。

・その他
 今回もっとも不遇の色は青。わずかに、青単が1件、青赤が1件にとどまりました。やはり、ユニットのパワー不足が響いているようです。
 とはいえ、優秀なカードがないわけではありません。プレイング技術の要求される玄人好みのデッキとして、活躍が期待されます。

・メタゲーム
 戦前の予想通り、GPX2を制した「トロール・ヴァレー」と、GPX2で上位に食い込んだ「黒単ビート」が最大勢力として結果を残しました。
 また前回の大本命「ルドルフゲート」は、天敵「トロール・ヴァレー」に加え、「仲間たちの絆」で登場した「墓地焼きドラゴン」の前に苦戦を強いられました。
 それでも、「黒単ルドルフ」とあわせて6件の突破は、いかに「幻影王ルドルフ」のカードパワーがすさまじいか、を示しているのではないでしょうか?

 GPX1を1色に染め上げた緑系デッキは、黒や赤のサポートを得る2色デッキや単色デッキなどに分かれてはいるものの、すべてあわせると「トロール・ヴァレー」や「黒単ビート」に近い突破者数を誇り、パワーダウンしたわけではないことを証明しています。

 緑を強力にサポートした「墓地焼きドラゴン」を主軸に、赤は単色デッキも躍進。
白や青を差し置いて、3色目の座を手に入れました。
 「トロール・ヴァレー」も含め、トーナメントに赤がいない時代は終わりを告げたのではないでしょうか?

 今回苦戦したのは白と青。
 「黒単ビート」や「トロール・ヴァレー」の手札破壊や除去に対して、明確な回答となるカードを持たず、厳しい戦いを強いられたようです。
 ただし、GPX2で「ルドルフゲート」が攻略されたように、GPX3ではこの状況をひっくり返すデッキが生まれるかもしれません。


文責:カードキングダム



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