北海道大会レポート/注目デッキ&注目カード
2回のオープングランプリ札幌を経て、どんなデッキが出てきてもおかしくない混沌の地というイメージがすっかり定着した感のある北海道。前回のオープングランプリで入賞し話題を呼んだサラマンダーデッキの発展型を始めとして、今回も多数の独特なデッキが賞金圏内に入りました。
今回はそんなグランプリ-7-ツアー第5戦北海道大会で活躍したデッキとカードを紹介します。
これを見て、貴方も独自のデッキを組んでみてはいかがでしょうか。


<注目デッキ/風車グラシアデッキ(使用者:岩佐渉アマ)>

 まずはデッキレシピですが、こちらになります。

見事ベスト8に入賞した岩佐渉さんのデッキは「機械竜グラシア」「妖精の風車」から、対象にならない加速ユニットで攻め立てるデッキですが、どんな主流デッキ相手にも互角以上の戦いをできるように構築されており、非常に汎用性の高いデッキに仕上がっています。
まず、ブラスターデッキや、ドラゴンパーティーのようなエネルギーゾーンを活用するデッキには、3枚ずつ積んでいる「犬闘士テリア」「犬闘士ボクサー」が大活躍してくれますし、ヘルジャッカルや、コロボックルデッキのような、序盤に呼声から展開していくデッキには、「煌く鋼糸の乙女」が相手の展開を遅らせてくれます。
それらのユニットで相手の攻勢を凌ぎつつ、自分の場を整えていくのがこのデッキの戦い方になります。そして一度「機械竜グラシア」「妖精の風車」が揃えば怖いものなしです。パワー8000で対象にならないユニットを倒す手段は非常に限られています。
「悪運時計ハードラック」を何体ぶつけられても倒されることはないですし、仮に「深淵竜エメラルド・ティアー」「悪魔竜エキドナ」などで倒されそうになっても、「母の愛」「バラの香り」などで守ることもできます。また、「機械竜グラシア」ばかりに相手が気を取られているようならば、ハウンドが非常に多いデッキのため、「犬闘士ケルベロス」が出てきていきなり襲い掛かっても行きます。

もちろん、「機械竜グラシア」「妖精の風車」が揃わない場合もあるでしょう。しかし、除去の少ないデッキには、「妖精の風車」があればそれだけで脅威ですし、除去満載のデッキには「機械竜グラシア」だけで充分に脅威になります。揃えられるなら両方揃えたいですが、無理に揃えなくとも充分強いのがこのデッキの汎用性の高さを物語っています。
また、メインデッキ同様、サイドも工夫がされています。流氷デッキなどベースが中核をなすデッキには、「ソーラービーム・サテライト」「電脳神の聖地」、ヘルジャッカルなどパワー勝負に強いデッキには、「バイオ・トラップ」。そして大型ユニット中心のデッキには「迷い家の秘法」と、相手のデッキに応じて柔軟に対策できるのも強みです。


<注目カード>

1.悪行三昧
III-1 089 【悪行三昧】
レアリティ R
種別 ストラテジー
タイミング クイック
使用コスト 青2無2
効果:
あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の使用コスト6以上のユニットを1枚選び、そのユニットの持ち主のプランゾーンにあるカードを裏向きにした後、そのユニットを持ち主の山札の1番上に裏向きで置く。あなたはこのカードを持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。
エネルギーゾーン効果(このカードがエネルギーゾーンにある場合、以下のテキストが有効になる。) このカードがエネルギーゾーンから墓地に置かれる時、かわりに持ち主のエネルギーゾーンにリリース状態で置く。
 
相手のデッキトップに戻す青の「真夜中のダンスパーティー」になります。青であるため、ドラゴンパーティーと相性が抜群です。自分は「妖精竜スターフルーツ」から大型ユニットを展開する一方で、相手の大型はこのカードで除去することも可能です。
  また、ドラゴンパーティー対策としても有効なカードです。「妖精竜スターフルーツ」を相手が出した直後にこのカードで除去した場合のアドバンテージは計り知れません。
  なお、メインでの採用率もさることながら、サイドでの採用率が非常に高くなっていました。相手が大型中心のデッキであれば投入するという、使い方をする人も多数いたようです。


2.計算された損失
III-1 053 【計算された損失】
レアリティ U
種別 ストラテジー
タイミング バトル
使用コスト 赤1
効果:
[相手の墓地にあるユニットを3枚選び、ゲームから取り除く] あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、4000のダメージを与える。
  こちらもサイドでの採用率が高かったカードになります。条件さえ満たしてしまえば、バトルタイミングの1コスト4000点火力という強力なカードです。しかも、コストで「悪運時計ハードラック」など墓地にあるとやっかいなユニットを除外できますし、ビートダウン系のデッキやデビルクロックデッキ相手だと簡単に条件を満たすことができます。
  コストである[相手の墓地にあるユニットを3枚選び、ゲームから取り除く]をプラスと見るか、マイナスと見るか。それによって大きく評価の分かれるカードであることは間違いありませんが、コストがプラスに働く場面も多数あることは間違いありません。                  

文責:D-0中の人 村瀬
   


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