グランプリ-7-ツアー 九州大会レポート/注目デッキ&注目カード
11月17日よりいよいよグランプリ-7-ツアーが開幕しました。ご存知の通り、サード・センチュリー最初のグランプリとなるグランプリ-7-ツアーは全国7箇所で開催です。皆さんも既に行われた九州大会、中国四国大会の結果を元に、自分の使うデッキを検討していることでしょう。既に行われた大会のデッキを分析して、前の大会で使った自分のデッキを改良したり、新しいデッキに変えたりとやることは盛りだくさんです。デッキを改良しては大きな大会に参加するということが繰り返しできるのもグランプリツアーの魅力でしょう。
  そんな皆さんに朗報です。今回のグランプリ-7-ツアーでは、各大会終了後に、新しいタイプのデッキと注目の新カードをスタッフの独断と偏見で紹介していきます。
  これが自分のデッキを作成・改良するうえで、少しでも参考になれば幸いです。


 前置きが長くなりましたが、今回は開幕戦となる九州大会にて賞金圏内に入った驚きのデッキと、注目されていたサード・センチュリーのカードを紹介します。
 

<注目デッキ/セイレーンデッキ(使用者:伴なつみアマ)>

 まずはデッキレシピですが、こちらになります。
 6勝3敗1分で21位となり、見事プロになった伴なつみさんのデッキです。「聖母宮の魔女」を無限回収しているほど愛している彼女のデッキは当然のように「セイレーンデッキ」ですが、「コーラル・ラビリンス」と「天使たちが踊る針」の両方の採用、「氷の城の魔女」や「船首で歌う魔女」などの採用、そして何より「聖母宮の魔女」の採用と、かなり独特な構築になっています。これら特徴的なギミックが相手の意表をついたことは間違いないでしょう。しかし、もちろんそれだけのデッキではありません。
  このデッキでは常に攻め手が途切れない工夫が随所に組み込まれています。

 「氷の城の魔女」は前線を維持するのに最適です。「細波の入江の魔女」などと異なりパワーが5000と高めです。そのため守りやすく、召集効果から安定してユニットを展開することができます。
  また、「金砂の魔女」や「月夜の海の魔女」から繋げるユニットにも事欠きません。「機械竜グラシア」はもちろんのこと、「金砂の魔女」でも良いですし、「金砂の魔女」からなら「聖母宮の魔女」にも繋げることができます。
  さらにそれらのユニットを各種セイレーンがサポートします。
  「海底牧場の魔女」が呼声でコストを軽くしますし、「水晶砦の魔女」や「聖母宮の魔女」は1度巧く効果を使うことができれば、大きなアドバンテージをもたらしてくれます。本来ならば墓地に行くはずだったユニットを巧く生き残らせることができれば、それだけで勝利はグッと近づくことでしょう。
  ウィニーのように一気に攻め切るのではなく、しっかりと確実にスマッシュを重ねて押し切る横綱相撲のような展開をできることこそが、このデッキの真価でしょう。


<注目カード>

III-1 018 【エックスデイ・ドラゴン】
レアリティ S
種別 ユニット
種族 ドラゴン
タイミング ノーマル
使用コスト 赤4無3
移動コスト 赤1無2
パワー 6500
スマッシュ 2
効果:
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、バトルスペースのスクエアにあるすべてのユニットに6000のダメージを与える。ターン終了時まで、それらのユニットがスクエアから墓地に置かれる時、かわりにゲームから取り除く。

  非常に使用者の多かったカードですが、採用していたデッキは様々です。色拘束がきついことから赤が多いデッキのみで採用されているように思われるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
  パワー6500でスマッシュ2と単純なスペックだけでも及第点でありながら、うまく出せれば場を一掃できるだけの力を秘めているため、「バイオ・ブラスター」などを軸にしているデッキへの採用も見られました。
  ウィニーやビートダウンのデッキに対して圧倒的な破壊力を見せることはもちろんのこと、コントロール寄りのデッキが相手でも、「犬闘士フェンリル」や「幻影王ルドルフ」など厄介な相手をしっかりと倒せるのが魅力です。


III-1 049 【悪魔竜エキドナ】
レアリティ S
種別 ユニット
種族 ドラゴン
タイミング クイック
使用コスト 黒3無6
移動コスト 黒1無3
パワー 9000
スマッシュ 2
効果:
このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたはゲームから取り除かれている自分のユニットを1枚選び、このカードと隣接する自分のユニットのないバトルスペースのスクエアにフリーズ状態で置く。

 賞金額決定ラウンドにて、グランプリ-7-ツアー九州大会優勝者である杉原プロに「ユニットなら何でもよかった」と言われながら「幽鬼の谷」ライン上の中央エリアに投下された可愛そうなユニットですが、もちろん優勝者のデッキに採用されるだけの意味があったユニットでもあります。
  杉原プロのデッキにはほとんど自分でゲームから除外するカードはほとんどありません。それでも「悪魔竜エキドナ」はサイドボードから投入され、随所で活躍をみせていました。
  これは環境によるものでしょう。対戦相手が「シルバーワイズ・ドラゴン」や「火事場泥棒」を採用している可能性は高く、そうなれば充分に「悪魔竜エキドナ」の効果を利用するチャンスは訪れます。また、効果を利用できなくとも、パワー9000でスマッシュ2というスペックは相手のユニットに踏み潰されることのほとんどない優秀なサイズだったためでしょう。
  エックスデイ・ドラゴンが能力が非常に優秀かつスペックもなかなかというのに対して、こちらはスペックが非常に優秀かつ能力もなかなかという扱いで投入されることが多かったようです。
                    
文責:D-0中の人 村瀬
   



Dimension-Zero Official Home Page © BROCCOLI