短期集中特撮シリーズ「シュリンプ戦隊エビカクテル」
短期集中特撮シリーズ「シュリンプ戦隊エビカクテル」
著:前川勝

第4話「プラチナム・コーラルを追え!」

  カクテルビートル最強の武器、エネルギーホーンの耐久性を高めるため、海底に眠るレアメタル「プラチナム・コーラル」を追い求めるシュリンプ戦隊エビカクテル。
  だが、彼らの行く手を阻む者がいた。それは青の大陸に暗躍する悪の組織。青の大陸に属しながら、その支配を企む彼らはヒーローやライダー、エビカクテル達に対抗する兵器を作るため、同じくプラチナム・コーラルを追い求めていたのだ。
  「お前達にプラチナム・コーラルは渡さん! いけ、カニソルジャー!」
  命令する魔女の号令に、無数のカニソルジャーが横歩きでエビカクテルに襲いかかる。
  「レッド、この数をまともに相手にしていたら、プラチナム・コーラルが奪われてしまうでゴワスよ!」
  「ああ、その通りだ。ブルー! ハイドロ・バズーカ、フルチャージだ!」
  ハイドロ・バズーカの拡散掃射により悪の組織を撃退したエビカクテル。
  「ハイドロ・バズーカが直撃したはずなのに……プラチナム・コーラルは傷一つついてないわ」
  「フッ、こんな物が悪の手に渡っていたら……恐ろしい話だな」

  無事に「プラチナム・コーラル」を手にいれ、意気揚々とカクテルベース(秘密基地)に戻るエビカクテル。
  その時、突如現れたオウル・カーンがエビカクテルを急襲した。
  「くっくっく、ここまでの輸送ご苦労。後は我々に任せてもらおう」
  先の戦いで消耗したエビカクテル達はオウル・カーンの攻勢に対し善戦するも、計算されつくした罠の前に「プラチナム・コーラル」を奪われてしまった。

  意気消沈して帰るエビカクテル達。B‐tan博士に報告をすると、
  「そんなこともあろうかと、お前達が戦っている間にペンギン・ポーから仕入れておいた。お前らが行くより確実安心。代引き通販も利用できるし」
  との衝撃の告白を受ける。
  「まさか……俺達はその囮だったって言うのか!」
  博士に裏切られたレッドはピンクの制止も聞かずに基地を飛び出してしまう。

  「プラチナム・コーラル」によって剣は強化され、真の姿を現した。しかし、その魂たる乗り手がいない。
  明日の平和を守るため、戻ってくるんだ、カクテルレッド!


─ 続く ─


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