7/22 名古屋で行なわれたグランプリ-3-の前日予選となった会場。
前日トライアルの全ての試合が終わった後、会場中の注目を集めながら、三代目赤王陛下の防衛戦が行なわれた。
挑戦者は地元名古屋から輩出された生田プロ。
(翌日、グランプリ-3-本選にて生田プロが優勝するとはこのときは誰一人知る由もなく・・・)
地元の誇りを一心に背負いながら陛下を待つ生田プロ。
「大丈夫だと思います」と静かながら確かな自信と自負を感じさせる強気な発言に会場はにわかに緊張した空気が張り詰めた。

二代目赤王の玉座を真昼の決闘で勝ち取った三代目赤王陛下の登場。
かしずくジャッジ連。割れんばかりの万歳三唱。
これから行なわれる一戦に誰しもが静かに胸を躍らせていたに違いない。
席につき、マントについた塵を軽く払いながら落ち着いた表情をのぞかせる赤王陛下。
防衛戦を迎えるに辺り、恐縮ではあるものの意気込みの程をお伺い申し上げた。
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| 「3つ数えな」 |
背筋がぞくりとする感覚。これを戦慄と言わずしてなんと言おう。
衆目の中繰り広げられる攻防。
挑戦者の猛攻に防戦一方の三代目赤王陛下。流石グランプリ-3-覇者となる人物というところか。
モニターに注目する臣民はおろかデザイナーの中村聡氏も「今回の陛下は負ける」
1点もスマッシュを与えることなく、だた山札だけがじりじりとなくなっていく。
どちらも気を抜いた刹那に勝負が決まってしまうような、そんな緊張感の中決着は35分を過ぎた頃にやってきた。
もはや生田プロの残す山札は1枚。果敢に攻め込み陛下の聖域にまで踏み込む生田ユニット。
しばし苦悶の表情を浮かべた後、おもむろに陛下が手にした扇子には
「無理」
の二文字が。誰しも陛下の敗北を悟ったその瞬間だった。
「こほん」と咳払いひとつを切った陛下の御手がそぞろに動く。
手札から現れたのは「ブロンズキット・ドラゴン」
自らの聖域を荒らす生田ユニットに重ねバトルに入る。
熱くたぎる会場の中で、ただ一点。陛下の座る席だけが凍りついたように静寂に包まれていた。
陛下は宣言する。

ブロンズキッド・ドラゴンの能力である、墓地リムーブによるパワー+500効果。
一枚一枚エネルギーを倒し、優雅にそして確実にパンプしていく「ブロンズキッド」。
誰しもが目を疑った。こんな劇的な幕切れはあろうかと。
全てのエネルギーを使い果たしパンプした陛下のドラゴンは見事聖地を守り抜き、生田プロは山札を失い試合終了。
見事三代目赤王陛下が王座を防衛したのだった。

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| 歴代赤王陛下揃い踏みの3ショット |
| 名前:赤王陛下 |
| 弾数 |
カードNo |
カード名称 |
枚数 |
| メインデッキ |
| ■赤 ユニット |
| I -1 |
004 |
ライトニング・スナイパー |
3 |
| I -1 |
007 |
プラズマキッド・ドラゴン |
2 |
| I -1 |
008 |
フンガ・フンガ |
3 |
| I -1 |
010 |
二粒の涙トゥペケンヌペ |
1 |
| I -1 |
012 |
ボマー・メイデン |
3 |
| I -1 |
014 |
魔弾の射手 |
2 |
| I -2 |
005 |
ライトニング・スカウト |
3 |
| I -3 |
001 |
ブロンズキッド・ドラゴン |
2 |
| I -3 |
002 |
閃光の魔炎ビーム |
2 |
| I -3 |
005 |
マスター一刀両断ブレード |
1 |
| I -3 |
006 |
シルバーワイズ・ドラゴン |
3 |
| I -3 |
008 |
ガトリング・フェザー |
2 |
| ■赤 ベース |
| I -1 |
026 |
歴戦の城砦 |
3 |
| ■赤 ストラテジー |
| I -2 |
018 |
全軍突撃 |
2 |
| I -2 |
019 |
ノヴァ・コマンド |
3 |
| I -2 |
020 |
メガトン・パンチ |
2 |
| I -3 |
017 |
真昼の決闘 |
3 |
| 合計枚数 |
40 |
| 【大会名】 |
第4回 赤王拝謁及び王位争奪挑戦権獲得決定戦 |
| 【開催日】 |
2006年7月22日(土) |
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